『旅するインド、住むインド』 *自宅待機も結構ストレス編*
10/9に羽田に着いて、3日間の検疫の隔離の後、都内にある主人のアパートに移動、
隔離施設では最後の日の朝(3日目の朝7時前にスピーカでアナウンスがあり、今から部屋の前にRT-PCTテストのキットを置くので、
名前を確認した後(既にラベルが貼ってある)唾液を線まで入れて、7:15amまでに各部屋で検査官が取りに来るまで待てと・・・
陰性の人は、2時半には羽田に専用バスで移動し、解散、各自手配の車で自主隔離の宿泊施設へ移動する。
7時半にはすべての検体は集められ,ここで、結果が陽性ならどこに連れて行かれるのだろう・・・と怯えながら結果を待つ。。。。
12時頃、二人とも陰性との事で、胸を撫でおろす。。。2時頃、また各係の人が部屋まで迎えに来てバスへ移動。
どの係りの人も親切で、久しぶりの帰国を再度実感する…日本人は本当にサービス精神が行き届いていると言うか訓練されている。
失礼なスタッフに出食わすことは少ないだろう・・・・インドは真逆だものね。。。。いつも、”俺様がしてあげてるんだよ。。。”と言う態度の人が多い。昔昔。美容院で髪を洗った後,”こっちに来い!”と言われたのには驚いた。それ以来その美容院行っていない・・・・。
さて、都内にある主人のアパートに移送したものの。さらに10/23までは隔離機関、全く外に出れない・・・(出る人もいるようだが、私はこういう事の関しては異常に真面目なので出ない・・・)食べ物もできるだけデリバリーを頼めと言う。。。でも、毎日デリバリー頼んでいたら食費が嵩むよ。
幸い主人のアパートには主人の会社のスタッフが住んでいるので食べ物は彼女は買って来てくれるし、先週土曜日はケララのチキンカレーとヴェジタブルプラオ(野菜のピラフ)とトーレンとメルクワリティ(ケララの野菜料理)作って来てくれた。彼女も主人と同じ南インドケララの出身である。帰国して1週間でケララ野ご飯に喜ぶとは私ももうかなり洗脳されているね。。。
前回の投稿で、検疫のトラッキングンついて書いたが、これが徹底してて凄い!けれど辛い!
毎日一度はAIのビデオCall,その際30秒間、自分の顔をセットして送らねばならない。
1日2回現在地報告、居場所確認のためブザーが鳴る。鳴れば現在地報告のボタンを押す。応答しなければすぐに”待機場所に戻って下さい!”のメッセージが来る。これが気味悪い。真面目に自宅待機してるのに寄りにも寄ってトイレに入ってる時とか、友達と電話してる時にかかる。違反したら外国人の場合強制送還、日本人の場合名前を出すと科の規約がある。
そして一度だけ相手は見れないが、直接話すビデオコールもあった。
後は毎日の健康状態報告。。。。これはこちらから送信するだけなので楽だけれど・・・
本当にこの3つに結構振り回される気分だ。1日何処も出れないので、パソコンに座って仕事して、TV見て(日本のTV番組は面白くない・・・)洗濯して、掃除して1日が終わる。。。お陰で運動不足て、10日で1.5kg太ってしまった。
せめて1日1回、誰とも接触しなければ散歩くらい行っていいですよ。。。と言って欲しい。。。
それと、一人で過ごすのも辛かろうが、私の場合、1日狭いアパートで、主人と一緒にいなくてはならない。朝から晩まで一緒にいたい!なんてこと、新婚時代以来ないので、これも結構堪える。なんせ会社の社長さんだし、口から生まれてきたような人間だから、朝起きてから寝るまでパソコンを前にして、ず――――と誰かと話してる。インドの家は広いので、他の部屋にいれば彼の声を聞くくことはないし、日中は会社だから声を聞くくことはない。が、今は狭いアパートなのでどこにいても”あまりいい声ではない主人の声”が聞こえるのである。
その声が耳障りで、うるさくで、でも、お陰で主人の会社のトラブルとか経営状態とかこの2週間でよくわかったよ。
とにかく、あと3日、出発前に、その上、東京で大きな地震があったので、古いマンションの7階に閉じ込められた気分の隔離措置も緊張感が倍増して本当に辛かったが、それもあと3日、完了したら焼き鳥を食べに行きたい!!!
そういう訳で、かなり堪えてはいるが、水際対策はこのくらいしてくれた方が安心だとは思う。今回の措置は辛いが国民のためにはいい。ありがたい事だ!
そして、やはりコロナが続く限り、ビジネスでも、プライベートでも国と国の行き来は暫くはとても大変!
動かない方が経済的にも精神的にもBetterである。私ももうしばらく帰国なんて考えないよ!!!