気づけば今年も終わりに近づいて。
私はせっせと仕事ばかりをしています。
暫く本の仕事はしていませんが、離れて、考えて。
本や書棚に感じる可能性が益々膨らんだ一年でした。
そして、今年は色んな人にお世話になりました。
みんなに有難うを伝えます。沢山の学びと、共にある時間に感謝。
2012年さいごは、大好きな画家の熊谷守一さんの本を紹介したいと思います。
【へたも絵のうち/平凡社ライブラリー】
岐阜の付知峡という場所に熊谷守一記念館があります。付知は熊谷さんの故郷です。昨年訪ねたのですが、山が高くひっそりとした場所でした。通り過ぎる子供たちが「こんにちわ。」と挨拶をしてくれたのも印象に残っています。記念館に入って、熊谷さんの絵や写真、言葉を観ながら凄く心に響いたものがあったので書いておきます。
『毎日が同じように過ぎます。たまに、この「履歴書」のような余分な仕事が入ったり、客人があったりしますが、日課に変わりはありません。「いま何をしたいか、何が望みか」とよく聞かれますが、別に望みというようなものはありません。だがしいて言えば、「いのち」でしょうか。もっと生きたいことは生きたい。みなさんにさよならするのはまだまだ、ごめん蒙りたい、と思っています。』(「へたも絵のうち/平凡社ライブラリー」より抜粋)
これは熊谷さんが晩年に新聞社の方のインタビューで答えられた時の言葉で、「履歴書」のようなものとは多分、こういったインタビュー等のことを意味するのかと思います。
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