気づけば今年も終わりに近づいて。
私はせっせと仕事ばかりをしています。
暫く本の仕事はしていませんが、離れて、考えて。
本や書棚に感じる可能性が益々膨らんだ一年でした。


そして、今年は色んな人にお世話になりました。
みんなに有難うを伝えます。沢山の学びと、共にある時間に感謝。


2012年さいごは、大好きな画家の熊谷守一さんの本を紹介したいと思います。


【へたも絵のうち/平凡社ライブラリー】




岐阜の付知峡という場所に熊谷守一記念館があります。付知は熊谷さんの故郷です。昨年訪ねたのですが、山が高くひっそりとした場所でした。通り過ぎる子供たちが「こんにちわ。」と挨拶をしてくれたのも印象に残っています。記念館に入って、熊谷さんの絵や写真、言葉を観ながら凄く心に響いたものがあったので書いておきます。

『毎日が同じように過ぎます。たまに、この「履歴書」のような余分な仕事が入ったり、客人があったりしますが、日課に変わりはありません。「いま何をしたいか、何が望みか」とよく聞かれますが、別に望みというようなものはありません。だがしいて言えば、「いのち」でしょうか。もっと生きたいことは生きたい。みなさんにさよならするのはまだまだ、ごめん蒙りたい、と思っています。』(「へたも絵のうち/平凡社ライブラリー」より抜粋)


これは熊谷さんが晩年に新聞社の方のインタビューで答えられた時の言葉で、「履歴書」のようなものとは多分、こういったインタビュー等のことを意味するのかと思います。




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もうすっかり寒くなってしまいました。

先日、荒れ放題伸び放題やった本棚をようやっと整頓出来ました。

そこに居る本たちは今ある本棚に入る量でなくなってしまって
私はなんだか悲しい気持ち。色んな悲しい気持ちを感じずにはいられませんが
どれも愛しくて、それぞれの良い所がある本たちに一冊一冊触れてなんとか入ったのを眺めながら

未読の本の多さに自分の無知を確認した次第であります。


随分と更新を怠っていたので久しぶりに書きます。

:::::::::
『虹の理論/中沢新一』新潮文庫




人類学者、哲学者、と多くの分野に於いて活動をされている中沢新一さんの書籍はどれも面白いです。私が初めて手にしたのは『虹の理論』でした。

『虹の理論』では『虹』を主体に音楽、魔術、宗教などのお話が綴られています。

本文より抜粋させていただきます。。○
「虹の体験が私たちの心に作り出す体験は、意識と物質の発生の現場に、まっすぐにつながっている―――」

虹が生まれること、虹を見て感じる事は人々の営みにどう影響しているのか。。。

内容だけでなく、文章の理解のしやすさと本全体の編集にもとても感心しました。
中沢さんの本は、普段はあまり哲学書を読まない方でも比較的読みやすい本だと思います。



最近出版された『大阪アースダイバー』もおすすめです。(実はまだ読んでいないのですが前作の『アースダイバー』がとても面白かったので楽しみです。)







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2012.10.28@難波ベアーズ
TERRA自主制作音源発売記念イベント【ふとまにあはれ】

にて。初出店をさせていただきました。虹書房での書籍ご購入をいただきましたお客様、有難うございました。

イベント当日、自分の店だというのを宣伝するのをすっかりうっかり忘れていました。虹書房の店主はTERRAの別府です。


今回は一日店主を絵本作家の野津あきさんにしていただきました。
野津あきさんはTERRAの音楽『スミレ』PVにイラストでも参加をしていただいています。

☆TERRA『スミレ』pv
http://www.youtube.com/watch?v=6jjrk8gJWyw&feature=youtube_gdata_player

虹書房では作家さんのzine、雑貨の委託販売も行っております。
今回はBOMさんの商品を取扱させていただきました。BOMさんの作品は色使いがとても良くて見ている人を元気にしてくれます○



今年の春まで書店員として勤めていました。
私は、本との出会いは人との出会いと同じくらい大切なものだと思っています。そんな場所を提供出来たら面白いなと思い、『本と出会う』ということを考えた本棚つくりを目指しています。

本は沢山あって、良い本も人それぞれです。本のこれからも考えながら虹書房をゆっくりとしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

※出店受付しております。
Zine等の雑貨委託販売も出店時のみ受付しております。
kerakeratta(a)gmail.com









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