まゆと付き合い始め楽しい日々を送る俺。
地獄の日々がもうそこまで近づいていることを知らずに。。。
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さて、今回は初彼女ができて、まだ幸せだった頃に起こった出来事についてのお話しです。
※まゆは今回出てこないです。まゆファンのみんなゴメンね笑
はい、では気を取り直していってみよー!
みなさんは人生で『あ、死んだわ』と物理的に感じたことはありますか?
俺は何回かあるのだが、一番強く思った瞬間はやはり交通事故(自損)をしたときだ。
そう、あれは大学1年生の夏。
その日は大学前期の最終日、単位の掛かったテストがある大事な日だった。
ヒモ青年はこの頃はまだマジメできちんと授業に出席し、フル単を目指していた。
(あの頃の俺の爪の垢を煎じて今の自分に飲ませたい)
この日は別キャンパスでのテストということもあり、早めに行って復習をしようと余裕を持って出発。(別キャンパスはまぁまぁ遠い)
相棒である250ccのバイクに颯爽と跨り安全運転で向かう。
大学までもう少しのところまでやってきた。
『今日が終われば夏休み〜〜』で気分も最高潮。
その時だった。。。
側道が深めの溝になっている緩やかなカーブ道。
気付いたときには遅かった。
『あ、これ曲がれない、落ちたわ。死んだ』
そう思った1秒後、、、
俺は溝に落ちることなく、その道を走り抜けたのだ。
頭の中では、
「え、なんで曲がれたの?ラッキー、助かった」と考えていた。(その間10秒くらい)
だが、現実は違ったのだ。
急に世界線が変わり、『ガチャン、ガラガラガラガラ』という大きな音と共に溝に落ちてバイクと共に颯爽と溝の中を走る自分がいた。
全然止まんねー。。。
俺はパニックだった。
「どういうこと?さっき走り抜けたじゃん。なんで落ちてるの?まぁそりゃ落ちるわな」と頭が二転三転してた。
因みに身体も二転三転後転してた笑
人は死ぬとき【走馬灯】を見ると言われている。
普通、これまでの思い出が蘇ると言われているか、あれが俺にとっての走馬灯だったのか?
ありもしない自分にとって都合の良い世界線。
ものすごいスローモーションで流れる世界。
後にも先にもあの経験をしたのはあの時だけである。
三途の川一歩手前までいっちゃったのかな?
などと今になって思うが、その時はそんなこと考える余裕もない。
『なんとしてでもテストに行かなければ!』
今日はここまでにしよう。
次回『ヒモ青年はテストに行けたのか?!バイクはどうなったのか?!まゆは出てくるのか?!』の3本です。次回もまた読んでくださいね〜
じゃ〜んけ〜んポン!
To be continued ....
