随分前に「トラブルシューティング」記事で表記の話題に触れましたが、その後、トラブルシューティングのメニューなどが変わりましたので、改めてご紹介します。
Windows PCを長く利用していると、何らかの不具合が起きてきます。
そのようなときに備えて、いくつかツールが備わっていますが、ここではそのうちの 1つ「トラブルシューティングツール」について見てみます。
Windows PCで [スタート]-[設定]-[システム]-[トラブルシューティング]-[その他のトラブルシューティング ツール]と開きます。(下図)
上図のように、現在は次の項目からなります:
- Windows Update
- オーディオ
- ネットワークとインターネット
- プリンター
- Bluetooth
- Windowsメディアプレーヤー
- カメラ
- バックグラウンド インテリジェンス転送サービス
- キーボード
- ビデオの再生
- プログラム互換性のトラブルシューティングツール
- プライバシーリソース
これらの項目は、ご使用の PCにより他の項目が表示されたり順序が異なったりすることもあります。
‥‥と、ここまで書いてきて残念なお知らせです。
Microsoftのサポートページ「Microsoft サポート診断ツール (MSDT) と MSDT トラブルシューティング ツールの廃止」によれば、「トラブルシューティングツール」は非推奨の機能へと変更となり、2025年までに段階的に廃止される予定だということです。
したがって、Windows 11の次のリリースで上記ページの記載内容も変わるかもしれません。
大きく変わった頃合いを見て、続報しようと思います。
ここでは、上図のメニューから、一例として「Bluetooth」を開いてみます。
「私たちがお手伝いいたします。」という画面が現れます。(下図)
冒頭に、起きているトラブルについてその症状などを入力する欄が設けられています。
今回は未入力のまま続けてみます。
上図の中頃に、自動診断に同意するかを尋ねられているので「はい」をクリックします。
すると、続く画面が下方に現れます。(下図)
「続行」ボタンを押すと、Windows Updateを実行するステップとなります。
このように、指示に従ってボタンを押したり設問に答えたりしながらトラブルを解消していくわけです。
もちろん、このトラブルシューティングツールでトラブル解消されることもあれば、解消できない場合もあります。
また、PCメーカーから提供される修復プログラムを利用して修復ことも合わせて考えてみるとよいと思います。