前回の QRコード関連の話題に引き続き、今回は Windowsの標準スクショツール「Snipping Tool」を使って QRコードを読み取る方法をご紹介します。

QRコードを表示している印刷媒体も多く見かけますが、最近は Webページに QRコードを添えているものも増えてきました。
これらは、スマホのカメラで読み取って、リンク先の Webページにジャンプさせるという利用を想定していると思います。

でも、PC画面上に表示された QRコードはどうやって読み取りましょうか。
ノートPCのようにカメラを備える PCもありますが、その画面を写すことはできません。
その画面をスマホのカメラで写しても、スマホでリンク先の Webページにジャンプすることはできても、PCでジャンプできませんね。

そこで「Snipping Tool」の出番です。

試しに、地元の区役所の Webページに掲載されている QRコードを読んでみます。(下図)

 

この Webページを開いておき、[スタート]-[すべてのアプリ]-[Snipping Tool]をクリックして起動します。(下図)

 

左上にある「+ 新規」ボタンをクリックし、QRコードを含んだ領域または Webブラウザ画面をスクリーンショットします。
取り込んだ領域の画像が表示されます。(下図)

 

画面上部にあるメニューから「テキストアクション」ボタンをクリックすると、画像内のテキストのほか QRコードもハイライトされます。
QRコードの中央には青いリンクボタンも表示されています。(下図)

 

この青いリンクボタンをクリックすると、リンク先の Webページにジャンプします。