いじめを学校に報告し

学校側は加害生徒たちそれぞれと話をし

各家庭に報告してくれた


各家庭の父兄から謝罪があり

子供たちは、親の携帯だったり

ゲーム機を通してだったりで

謝罪があった


だからと言って、翌日から

すんなり登校出来る訳もなく、、、


学校からは毎日電話があり

1日でも早く

息子が登校出来る様に

気にかけてくれていた


学校側には

それぞれの家庭からと子どもから

謝罪があった事も伝えた

それでも息子が登校した時に

直接謝罪の場を設けると言われていた


息子はそれを面倒くさい

もうみんなと話して

謝ってくれたから必要ない

と言うけれど

学校としてはケジメとして

そういう場を設けないといけないのだろう

とにかく息子が登校しなければ

前に進まない事を伝えた


学校報告から3日後

やっと息子は登校した



帰宅した息子は

設けられた謝罪の場について

話してくれた

加担した生徒全員と

教頭・学年主任・担任が一堂に介し

ひとりひとり謝罪の言葉があったそうだ


息子が休んでいる間に

加害生徒たちは校長室に呼ばれ

校長先生からもお話があったらしい


この2ヶ月後の卒業まで

何事もなく学校生活が送れた



息子のいじめに関しては

学校の対応が迅速だったことが

何より良かったと思っている


それでも心の傷はとても深い…

いじめに耐えていた時に

「みんないい奴だと思っていたのに…」

と絶望していた息子の表情を

決して忘れる事はない


私の人生の中でも一番辛い出来事だった

自分の命より大切な子供が傷付くことが

本当に辛かった


とはいえ

確実に思うことは

息子が加害側にならなくて

本当に良かったということ

そこだけは胸を張ってそう言える