大型ショッピングモールに出かけた時のこと。
夏の暑い日だったので
アイスクリームを食べていた。

するとそこに
股割れズボンをはいた孫をつれたおばあちゃんが。
ヨチヨチ走る孫を追いかけつかまえたおばあちゃんが
したこと
それは・・・
アイス屋さんのゴミ箱で孫の用をたしていた。

うげっ。

あまりのショックに声がでない。

捨てられずに持ち帰ったアイスの容器をもって
中国の専門家である日本人の恩師にこの話をしたところ

「ゴミ箱というのは不要なものを捨てる箱。
排泄物も不要なものの一つなわけですから
そのおばあさんはゴミ箱に用をさせたんでしょうね」

その穏やかに笑った笑顔がワタシには仙人に見えた。

「中国語を覚えるためには、中国人とたくさん喧嘩
することですよ」

このコトバを真に受けて、その後ワタシは果敢に中国人との
コミュニケーションに挑むのでしたにひひ

夜、宿題をしていたら

無性に頭がかゆくなった。


不潔にしているつもりはないのだが

頭がかゆくてかゆくて仕方がない。

頭が一息つくと

背中がかゆくなり

これはおかしいと

鏡を見ると・・・。


顔が真っ赤にむくんでいる。

全身もあっという間にジンマシンでボコボコ。


初めての異常に

隣の棟に住んでいる中国人教授ご夫婦の家へ

急いだ。

ところが家主不在。

その上に住む、別の先生の門を叩くと

先生は落ちついて

「あ~。全部食べたものを吐くといいよ。

きっと食べた魚が悪くなっていたんだな」と。


確かに夕食で魚の揚げ物を食べた。

こういうことはどうやら中国では珍しくないんだとか。


気持ちが悪いわけでもないのに

吐くのは結構大変。

寮に帰ってすぐ胃を空っぽにした。


そしたら本当にす~っと体中のジンマシンが引いた。


やっぱりあの魚か・・・。

カルシウム不足を養おうと食べたのが悪かったらしい。

その後、魚料理は極力控えることにしたのだった。

胃を少しずつ中国人の食生活に近づけようと
朝食を学生食堂で取ることにしはじめたときのこと。

お粥と豆乳(中国の豆乳は牛乳が入っていない生粋の豆腐汁である)
を注文しようとカウンターに並ぶ。

中国のおかゆは多種多様で
ナツメ入りだったり、あずき入りだったり、緑豆入りだったり
とにかくいろんなのがある。
お赤飯もあまりスキではないワタシにとっては
おかゆのなかに甘いものが入っているのはいただけず
食べられるのは白かゆかピータンとお肉のおかゆ。

自分の順番が来て
「ぴーだんしょーるーじょー」と注文。
少し進んだところで注文したものを受け取るのだが
なんだかよくわからないお粥が・・・。

これ、ワタシのじゃないというと
じゃ、レシートみせてみなさいよと。
見せると
どこにもピータンって書いてない。

ちゃんと頼んだのに・・・。
日本のように親切なサービスはもちろん求められず
注文どおりのものを食べたければ
自分の発音を向上させるしかないのだ。
出てきた粥は一口食べてまずい・・・。

何かを注文すると
小皿を2皿自由に選べるのだが
お粥が食べられないので
朝ごはんは豆乳と小皿。

空腹と惨めさがムカつきに拍車をかける。

ピータン粥を食べるために
毎朝発音の練習をしたのに
1週間連続で違うものがでてきて・・・。

筆談すればよかったのだろうが
ここは負けず嫌いの意地。
絶対発音でピータン粥を頼んでやる!
そう思い
2週間目はお粥とは言わず
「ピータン」を連呼。

どうやらピータンの発音も悪かったらしく
カウンターの人が次々でてきて
クイズの早押し状態になっていたが
なんとかピータン粥が注文でき。

そのカウンターのやりとりで
ワタシは正しいピータン粥の発音を
覚えたのでした(笑)