段文凝さん初主演の
「3年前の君へ」
早稲田大学での最終公演に行ってきた。


舞台から2列目

段さん目当てで行ったが
そんな事を忘れてしまったほど
舞台が良かった。

主人公のサニー、進。
友人のキキ、将也。
サニーのお母さんに妹(親戚の子)。
一人ひとりに感情移入してしまって、
胸が締め付けられた。
知らず知らず、涙がつーっとほほをつたわってた。
日本語と中国語での舞台だったが
言葉は関係ない。

サニーと進。
日中の言葉と文化の中、
感情をぶつけ合ってお互いに理解し
愛し合っていった二人が
本当に羨ましい。

両国に横たわる過去の歴史
異国で暮らすつらさ…
日本語教師として日本で暮らしている外国の子たちの辛さがわかるだけに
本当に心に突き刺さった。

そして、親として子どもの幸せを応援してやれなかった後悔…

自分の中にあるそれらの感情が
ぐちゃぐちゃになりながら
観てた。

最後はハッピーエンドになったけど、
感情は、感動と後悔と焦りとがぐちゃぐちゃになったまま。
でも、
最後の舞台挨拶の時の
段さんから伝わってきた安堵感と
満面の笑顔が救ってくれた。

一生忘れない。