エリカ様の「ヘルタースケルター」を観てきた

遅ればせながら、シンガポールで公開中の
沢尻エリカ主演「ヘルタースケルター」を
観てきました。

公私ともに色々お騒がせしている彼女だが、
私は彼女の外見も演技も好き。
しかもインタビューで「この映画に魂込めた」と
言っていたので、いつかDVDででも見たいな～と。
ただ過激映像が満載で、１８禁のため、
まさかシンガポールで上映されるとは
夢にも思っていなかったのですが、
まさかのノーカット！予想を上回りすごかった。
刺激が強すぎる.......w

「ヘルタースケルター」
〈監督〉蜷川実花
〈出演〉沢尻エリカ／桃井かおり／寺島しのぶ／窪塚洋介
〈あらすじ〉
究極の美貌とスタイルを武器に芸能界でトップスターとなったモデルのりりこだったが、その美貌はすべて全身整形で手に入れた作り物だった。そんな誰にも言えない秘密を抱えながらも、人々の羨望の的となり欲望渦巻く世界をひた走るりりこは、やがてある事件を巻き起こし……。

内容は↑↑↑↑↑といった感じ。
蜷川監督をはじめ、原作の岡崎京子、
エリカに脇を固める桃井かおり、寺島しのぶ等々
女性のものすごいパワーを感じた映画でした。
そのパワーは正にも負にもなり得て、
まさに歓喜と狂気は裏表。

エリカ様は言葉通り、身体張って、魂こめて
「りりこ」を演じていたな～って。
エロいし、グロいシーンもいっぱいあったけど
「りりこはこんな世界に生きてるのか～」って。
いやいや、決して他人事ではないのかも？なんて。

ラストで
「何故神はまず若さと美しさを与え
そしてそれを奪うのでしょうか？」
とある人が問い、それにこう答えていた。
「若さと美しさは同義じゃない。若さは
美しいけれども、美しさは若さではない。
美はもっとあらゆるものを豊かにふくんでいる」
これがこの映画の言いたかったことなのかーー。

色々な意味でいいお勉強になった作品でした。