~女子トイレの裏側と掃除婦の悲しき日常~
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便器から込み上げるもの

ある日の事である。

いつものように素っぴんで髪の毛を振り乱しトイレ掃除に専念していると、

慌てた様子で、新人のHちゃんが
「姉さん事件です!!」
と言わんばかりの勢いで駆け込んできた。

「けーぴーさんっ!!大変です!!私の担当のトイレが!便器から!便器からとにかく溢れて大変なんです!」

「なぁにぃ!そりゃぁいち大事じゃねぇかっ!」
と手鼻しそうな勢いで現場に急行!

現場に着くとそこには

水と水に溶けたトイレットペーパーと
水に混ざったウ○コ(ウン水)が広がっていた。

7個あるトイレの個室のうち4個はウン水の被害に合い死亡。

壊滅的な被害であった。


とにかく、今いるお客様を退去させるべく、トイレを封鎖せねば。

しかし、こんな状況においても
お化粧に夢中なお客様はなかなか退去してくださらない。

室井さん!トイレ封鎖できません!

そして、

どうして現場にウンコが溢れるんだ!

♪ララララ♪サンバデ・ツナイッ♪

と、エンディングテーマが流れるわけもなく

仕方ないので、とりあえず出入口に立入禁止の看板を立て作業に取りかかることにした。

が、

床一面に広がるウン水という大海原。

テンション下がるわ~…。

なんなら松方さんあたりカジキマグロを探してクルージングしててもおかしくないほどの大海原。

どこから手をつけてよいのやら…。

つか、足元びちょびちょなんですけど。

なんなら、靴に染みてきてるんですけど。

ウン水が。

靴下に嫌な湿り気が帯びてきてるんですけど。

ウン水で。


でも今は足の湿り気よりも、便器の詰まりを直すことが先決。

ラバーカップ(詰まりを治すお馴染みのアレね)を握りしめ、いざ勝負!

しかし、ラバーカップを溢れた便器にカポカポやってたら、ウン水が跳ね返り顔についた…。



あたい気にしない。



気にしてらんない。



詰まりが治ったので、お次はこのウン水でできた大海原をモップで吸収して処理するのみ。


しかし、先ほども言ったが水だけではなく、トイレットペーパーやウンコも混ざっているためなかなかスムーズにいかない。

水分がとれてもトイレットペーパーのカスが残る。


しかもモップに絡みつく。

絡みついたカスを取ろうとモップを振ったその時


カスが私の靴に乗った…。


ウンコついたトイレットペーパーが私の靴の上に乗った…。



♪わたしの~靴のうえに~乗らないでください~♪



まさに千の風。


もういっそのこと、この大きな空を吹き渡ってしまいたい気分になった。


しかし、我にかえり

吉川晃司ばりの

「テイッ!」


という蹴りで

「モニカ!」


と心のなかで叫びながらウンコ紙を蹴り飛ばし

何事もなかったように作業に戻った。


まぁ、そんなわけで


なんとか荒れ狂う大海原をおさめることができた。


新人のHちゃんにはトイレ掃除の厳しさを教えてあげる良い経験になったと思う。


室井さん…。


現場は俺がいなきゃダメッす。


♪ララララ♪サンバデ・ツナイッ♪

冷静と(ギャル)と情熱(ギャル男)の間

先日、私の前を歩いていた兵藤ゆき姉似のギャルが
女子トイレに入っていきました。

ちょうどそのトイレの清掃に入る予定だったので私もそのあとに続いたのですが

個室に入った兵藤ゆき姉似のギャルが携帯で喋りはじめた。



…どう聞いても男の声だ。

いや、ハスキーボイスじゃ済まされないくらいの男の声だ。

完全に声変わりしてるだろって声だ。

確かめねば。

兵藤ゆき姉似のギャルの顔を確かめねば。

そう思い、出てくるのを待った。




ガチャ。



!!!!!!!!!!!!!!!!



O・TO・KO!!


男だった…。


つか、ギャル男だった。


ちょうど女子トイレには誰も女のお客様はいなかったので事なきをえたが


結構ビビった。


兵藤ゆき姉似のギャル男はスッキリとした表情で女子トイレを後にした…。


女子トイレを間違えるほどよほどウンコが限界だったのだな…。


そのあと、そのギャル男が彼女らしき人と仲良くデートしてるのを目撃し、微妙な気持ちになった…。

†けーぴーの独り言3†

この季節は何故でしょう…。


妊娠検査のスティックがやたら汚物入れに入ってる…。


夏ですね。
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