【発達グレー】“なんとなくのイメージ”では見えないこと
つらつら書いてたら長くなっちゃったので目次あり[data-toc]{background:#ffffffd9;border:1px solid var(--color-border-medium-emphasis,#08121a4d);border-radius:8px;display:flex;flex-direction:column;gap:8px;padding:12px 16px}[data-toc] h2,[data-toc] ol,[data-toc] p{margin:0}[data-toc] .toc-header{align-items:center;display:flex;font-weight:700;gap:12px}:is([data-toc] .toc-header) h2{color:var(--color-text-medium-emphasis,#08121abd);flex-shrink:0;font-size:.875em}[data-toc] .toc-empty-message{color:var(--color-text-low-emphasis,#08121a9c);font-weight:400}:is([data-toc] .toc-empty-message) p{font-size:.75em}[data-toc] ol{list-style:none;padding:0}:is([data-toc] ol) .last.collapse a{border:none}:is([data-toc] ol) a{border-bottom:1px solid var(--color-surface-tertiary,#08121a14);display:block;font-size:.75em;padding:6px 0;-webkit-text-decoration:none;text-decoration:none}[data-toc] .h4,[data-toc] a{color:var(--color-text-medium-emphasis,#08121abd)}[data-toc] .h2{font-weight:700}[data-toc] 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を持つってことは結構あるあるだと思う。それ自体は悪いことじゃないし、セカオワの『Habit』じゃないけど、人ってそういうふうに物事を捉えたくなるものなんだろうなーとも思う。便宜上、それぞれが何となく感じているだけなら、この段階ではそこまで大きな意味を持たないのかもしれない。でも、その “分類” を前提に行動や対応が決まってしまうんだとしたら、話は変わってくると思うのです…決めつけのしんどさ担任の先生、関わる大人、子ども同士…それぞれ見えている場面も違うし、子ども自身も、相手や環境によって見せる姿が変わる。だから、同じ子を見ていても、それぞれ違う印象になること自体は、ある意味すごく自然なことなんだと思う。でもって違う見解が生まれること自体も、悪いことじゃないと思うんだけど…ただ一方で最初についたイメージが強すぎると、その前提で全部を見られてしまうことがある。昨年の担任の先生がそうだったんだよね…▼ここで書いたこともあったけど『トラブルとは別なところでモヤる』前回なーんでこんなに▼『徒然なるままに息子の特性と気質と性格を』幼稚園の年少の頃、先生からお話があって発達検査を受けた息子。その結果、医師の診察は今のところ必…ameblo.jpここには書けなかったこともかなりあった一年だった…忙しい教育現場の中で、1人ひとりを丁寧に理解し続けるって、それだけでとてつもなく大変なんだけど今は本当に危機的な状況で、人手がとにかく足りない!時間も足りない!もう限界っ!!みたいな…そんなだから…自分なんてリタイアしちゃった側だし…本当にあの過酷な現場で奮闘してくださってるだけで、本当ありがたい!としか言えない…だから、仕方ない部分があるのも分かる…のだけど、正直“この子はこういう子”って最初に持ったイメージをそのまま固定しちゃってそのあと柔軟に変更できないタイプだと本当にしんどい…もちろん医師でない以上診断も判断もできないわけだから、具体的にADHDとかASDとか名前を出すことは絶対にないんだけどなんとなく“そういうイメージでいるのね?”ってのはやり取りをしていて分かるもので…。それが完全に的外れだった時さらに柔軟にイメージを変更できないタイプだと本来見えていたはずの部分まで見えなくなって実態とのズレがどんどん大きくなって…どうにも埋まらない溝みたいなのができるこれが単に、「先生と保護者の感情的なすれ違い」だけで済むならまだいいけどでも実際は、それ以上に発展してしまう可能性があるから怖いんだよなぁ…分類っていったってそもそも…そもそも分類っていったって例えば先生との話の中にも出てきた“目が合いにくい” これ1つとっても考えられる理由はかなり幅広くあって、背景が全然違うことがある。【ASDっぽい見立てで考えられやすいもの】相手の表情や視線を読むのが負荷になる対人コミュニケーション自体にエネルギーを使う視線を合わせる意味が直感的に分かりづらい興味関心が“人”より別方向に向きやすい感覚的に「目を見る」が強刺激【ADHDっぽい見立てで考えられやすいもの】目を見ながらだと話を聞く処理がしづらい情報量が増えて注意が散る頭の中で別のことを考えてしまうワーキングメモリ負荷で視線まで意識が回らない考えながら話す時に視線が外れる過集中や思考優位で周囲への注意が抜ける【不安・緊張由来】人の目を見るのが怖い「ちゃんとしなきゃ」で固まる視線を合わせると緊張が強くなる怒られる経験が多く防衛的になる初対面や大人相手だと特に難しい【感覚特性由来 】目から入る情報量が多すぎる表情・照明・動きが刺激になる視覚処理で疲れやすい聴覚優位で、見るより聞く方が集中しやすい【性格・気質寄り】恥ずかしがり内向的、人見知り考え込むタイプそもそも視線を強く合わせる文化が苦手【知的凸凹・処理特性】言語処理に集中すると視線が抜ける思考にメモリを使うと周囲情報が落ちる同時処理が苦手会話+視線+感情読み取りを並列処理しづらい“目が合いにくい”という「結果」は同じでも背景はこれだけ違う可能性があるわけで(これ以外にある場合だってあるし)だから、1つの特徴だけでイメージを作ってしまうと、本来見えるはずだった部分まで見えなくなることもあるんだろうな…と思う。例えば息子の場合目が合いにくい興味の偏りが強い自分の世界に入りやすい好きな話はかなり深いマイペース切り替えが苦手過集中忘れ物が多い話しを聞いていないじっとしているのが苦手ザッとこんな部分があるんだけど“ASDっぽい”と見られることもあるし“ADHDっぽい” と感じる人もいれば“このぐらい普通によくあるでしょ!”と捉える人もいる。でもそれも当然で、そもそも発達特性って白か黒かで分けられるものではなくて“スペクトラム”と言われるように、グラデーションみたいなものだから例えば忘れっぽい →10落ち着きがない →3切り替えが苦手 →8コミュニケーションが苦手 →1マイペース →7 : :発達障害がないと言われる人でも、全く当てはまらないなんてことはなくて、少し当てはまる人もいれば、ある部分だけ強く出る人もいたり。「どこからが性格で」「どこからが特性で」「どこからが障害なのか」その線引きがとても難しいものなんだよね。だからこそ“イメージ”だけで背景は見えないその人を形作ってるものって、上記みたいに性格とか特徴ともいえる1つ1つの項目がもっと沢山ある。で、その背景(原因)には“目が合いにくい”でも書いたように、それぞれ考えられる原因がたくさんあるんだとしたら…1つ2つの特徴だけで“この子はこういうタイプ” と当てはめてしまうことにあまり意味はないんじゃないかと思う当てはめたところで一律の対応できないんだもの。結局めちゃくちゃ大変だけど!ものっすごく手間だけど!イメージに固執せずに「この行動の背景には何があるんだろう?」「どうしたら本人が楽になるんだろう?」「何を伸ばしていけるんだろう?」って、1つずつ見ていくしかないんだろうなと思う背景が見えたら、対策を考えるってね…本当に一個一個積んでく感じただ、それってやっぱりめちゃくちゃ大変なんだけど(2度目)自分の子でもそう思うのに、それを他者に求めてよいものかとも思ったりするでもだからこそ、下手にイメージを作らず「この子はどういう子なんだろう?」と見続けてくれる先生に出会えた時って本当にありがたくて神様か…⁉︎と思うくらい救われるんだけどただこれさ、社会に出たらもっとシビアよね教育現場だから…社会に出る前だからこそ「1人の人間」を丁寧に見てもらえるけど社会に出たらこうはいかない全員が丁寧に理解してくれるなんて世界、あったら嬉しいしなんて優しい世界なんだと思うけどそんな世界ないんだよなあ…だからこそ、自分の気持ちと折り合いをつけたり、自分という人間を分かってもらう努力をしたり、他者とうまく付き合っていったり…そういう力が、少しずつ必要になってくるんだろうなと思う。息子自身も、「自分は何が得意で」「何が苦手で」「どういう時に困りやすいのか」そういう “自分の取り扱い説明書” みたいなものを、少しずつ理解していく必要があるんだろうなぁ…と。だから、1番近くにいる大人としてそこは諦めずに、一つひとつ向き合いながら、一緒に考えていきたいなー…というか結局、そこまで付き合えるのは保護者しかおらんもんな自立まで頑張るなんて5月だからか、いろいろ考えてしまったわいさ、今日もコツコツ頑張りましょ