2021年12月20日
ブログ313日目
おはようございます。
寂聴さんの本を買いました。
いろんなお経の一節がわかりやすく解説されています。
若い頃に働いていたキリスト教の病院で、毎朝聖書の開いたページの一節を病棟の一斉放送で読み上げて十字を切るということが日課になっていました。
今日は、寂聴さんの本を開いたら次の一節が出てきました。
道心の中に衣食あり
衣食の中に道心なし
天台宗開祖伝教大師最澄
伝術一心戒文のお言葉です。
仏道を求めて修行の努力をする向上心があれば、衣食住を心配しなくても、目的を達成するために必要な住まいも食べ物も着る物も自然に与えられるというものです。
逆に、様々なものに恵まれていても、そういう生活の中では、心が安逸に流されてしまうと書かれています。
物質の豊かさは、私たちに真の生き方を忘れさせてしまうのかもしれません。
お金持ちだから良い…ということではなく目標に向けて努力していると必要なものは与えられるという教えです。
物では満たされない人間の真理があるのだなと思います。物で溢れた現代社会に警告を発しているお言葉のように感じます。