アトピー発症メカニズム解明
≪Poinnto!ニュース≫
☆兵庫医大などのチーム
皮膚で作られるタンパク質『インターロイキン33(IL-33)が過剰に
作り出されると免疫細胞を刺激してアトピー性皮膚炎を発症するメカ
ニズムを、兵庫医科大と三重大の研究チームがマウスを使った実験
で明らかにした。アトピー性皮膚炎の患者は国内で約37万人に上が
るとされるが対症療法しかなく、IL-33の増加を止める治療薬の開発
につながると期待される。
IL-33は皮膚表面の細胞内に存在し、アトピー性皮膚炎の患者には
IL-33が通常より多いことが分かっていたが、発症との詳しい因果
関係は不明だった。
研究チームはIL-33を通常の約10倍多くつくるマウスを遺伝子操作で
作製。すると、生後6~8週間で顔や手足などに皮膚炎を発症し、顔など
をかきむしる様子が観察された、かゆみを引き起こす化学物質『ヒスタミン』
を分泌する肥満細胞が通常マウスの約3倍に増加。皮膚や血液にはアレ
ルギーに関係する特殊な2型自然リンパ球もふえ、湿疹のもととなる好
酸球を増やすタンパク質『IL-5』を作り出していた。
一方、IL-5の作用を中和させる抗体を投与すると症状は改善したという。
兵庫医科大の山西清文主任教授(皮膚科学)は『IL-33がアトピー性
皮膚炎の発症に極めて重要な役割を果たすことが明らかになった。IL-33
や自然リンパ球を標的とした治療薬の開発が期待される』と話している。
産経新聞抜粋
≪ビジネス・タイム≫
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