ブタの膵臓再生 別固体使い成功
≪Poinnto!ニュース≫
☆東大など 人間に応用可能性
遺伝子操作で膵臓をできなくしたブタの受精卵(胚)に健常なブタの細胞を
補うことで、正常に働く膵臓を持ったブタを誕生させたと、東京大の中内
啓光教授と明治大の長嶋比呂志教授らのチームが発表した。
膵臓のほか、心臓や腎臓など特定の臓器を欠損させたブタの胚に、人間の
細胞を注入して、移植用の臓器を持つブタを誕生させる可能性に一歩近づく
実験。注入する細胞はさまざまな組織になる能力が必要で、人工多能性幹
細胞(iPS細胞)も候補になるという。
今回の実験では、遺伝子を操作して膵臓のないブタの退治を作製。その
細胞をもとに、クローン技術を利用して胚を作った。この胚に健常なブタの
胚の細胞を注入すると、両方のブタの細胞が混在したブタに成長した。
膵臓が欠損するはずの部分には、健常なブタの膵臓ができていた。
誕生したブタは血糖値も正常で、成体に育った。中内教授は3年前、同様
の方法でマウスの体内でラットの膵臓を作り、種を超えた臓器再生に成功。
今回はブタ同士だが、大きな動物でも体内に他の個体の臓器が作れること
を示した。ただ現在、人間の細胞が混ざった動物の胚を子宮に戻す実験
は国の指針で禁止されており、ブタの体内で人間の臓器が実際に作れる
かは国内では確認できないとしている。
中日新聞抜粋
≪ビジネス・タイム≫
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