iPS臨床初の申請
≪Poinnto!ニュース≫
☆ 理研 網膜再生・移植を研究
理化学研究所は、さまざまな細胞に成長する人口多能性幹細胞(iPS細胞)
で目の網膜を再生させる臨床研究を、先端医療センター病院で実施する計
画を厚生労働省に申請した。
厚労相の了承意見を経て実施されれば、iPS細胞を使った世界初の臨床
応用になるとみられる。理研によると、患者の選定や細胞の加工には、了承
されてから1年ほどかかり、網膜の細胞移植は2014年度になる見通し。
研究責任者の理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の
高橋政代プロジェクトリーダーらが臨床研究の申請を『治療に向けた一歩を
踏み出そうとしているところ』と説明。iPS細胞で懸念されているがん化につ
いては、目は腫瘍ができにくく、万が一の場合も早期に発見し、レーザー
治療が可能とした。計画では、目の奥にある網膜が傷み、視力が急激に失
われる『滲出型加齢黄班変性』の治療法開発を目指す。
国内患者は推定70万人。患者自身の皮膚を採取してiPS細胞を作り、網膜
の色素上皮細胞に成長させてシート状に加工したものを注射して移植する。
人間への移植は初となるため、異常が起きないかを6人の患者で確認する
のが主な目的。症状が進んで視力が相当落ち、既存の薬でも効果がない
患者が対象で、移植による視力の大幅な回復は見込めないという。本格的な
視力回復を図るのは、より早期の患者に試す次の段階になる。
中日新聞抜粋
≪ビジネス・タイム≫
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