サツマイモでエコ発電
≪Poinnto!ニュース≫
☆20㌔で家庭1日分
休耕田などにサツマイモを植え、収穫したイモを発電燃料に使う取り組み
が本格化してきた。中心となっている近畿大生物工学部の鈴木高広教授
は『イモが石油や石炭などの化石燃料にとって代わるのも夢ではない』
と語る。
昨年9月、鈴鹿市内の休耕田2千平方㍍で収穫されたサツマイモは3トン。
乾燥させておいたイモを燃やし、小型発電装置で電気を起こすと、参加者
たちから歓声が上がった。
なぜサツマイモが。鈴木教授は『光合成の効率が比較的高く、日照時間が
少なくても大量生産が可能だから』と説明。全国どこでも栽培でき、安価に
作れる点も魅力だ。発電方法も簡単で、薄くチップ状にしたサツマイモを
乾燥させて固形燃料化し、化石燃料の代わりに燃やす。
小型発電装置を使えば20㌔のイモで一般家庭1日分の使用量に相当
する約10㌔時の発電ができるという。
課題は発電コストだが、イモの大量生産でコスト削減を目指す。鈴木教授
の試算では、国内全ての休耕田40万㌶を活用し、面積あたりの収穫量も
上げていけば『イモによる発電で火力と原発の総発電量を賄えるようになる』
という。
☆実用化へ大量栽培探る
近畿大和歌山キャンパス(和歌山県紀ノ川市)の屋上で昨年、収穫量を増
やす実験があったほか、大量栽培の試験は広島県江田島市の休耕田で
昨年に続き計画されている。鈴木教授は『イモ発電が増えれば、農家の
収入もアップする。まずは燃料作物としてイモの可能性を知ってもらうこと
が大切だ』と話している。
中日新聞抜粋
≪ビジネス・タイム≫
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