福島の森 除染手つかず
≪Poinnto!ニュース≫
★一時帰宅以外は立ち入れない場所が多い
東京電力福島原発事故で放出された放射性物質の除染が進んでいない。
汚染土壌の仮置き場が決まらないため、住宅地や農地の除染が足踏みし
ていることに加え、福島県の面積の七割を占める森林はほぼ手つかづの
状態だ。放射性物質が平地に拡散する懸念もあり、地元では『森林の除染
抜きには福島は再生しない』という声が強い。
県が発注した森林整備事業の一環で、刈った木材は、石油など化石燃料
ではなく生物資源を燃やすバイオマス発電の実験などに使う。ただ、こうし
た県の事業はほとんどなく、国の本格的な森林除染事業はいまだない。
森林は手入れを怠れば荒廃が進む。枝打ちや間伐をしないと、日光が
差し込まないため下草が生えず、保水能力が落ちる。台風などが来れば、
一気に水が流れて水害につながる。たまっている放射性物質が、生活圏
に流れ込む心配もある。
★帰村後の生業 『森林除染は可能か・・?』
おおむね二年後の帰村を目指すとしている。
国は昨年八月以降、県内各地の森林で放射性物質の分布状況調査や
除染の実証試験をしてきた。それによると、落ち葉や枝葉の除去で30~
50%、立木の伐採で10%弱、空間放射線量が下げられることが分か
った。林野庁の担当者は『実証試験は、放射性物質があまり付着して
いないアカマツで行った。放射性物質が付着しやすいスギなどであれば
五割近く下がるはずだ』と、一定程度の効果が確認できたことを強調する。
中日新聞抜粋
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