炭素シートで節電壁紙
≪Poinnto!ニュース≫
★業界初開発
大津市の炭素製品研究開発会社『大木工芸』と龍谷大(京都市)は炭素シート
を組み込み、断熱、蓄熱性をもたせた業界初の壁紙『カーボンウェーブ』を開発
したと発表した。
石こうボードのみの部屋に比べ、冷房では85%、暖房では50%の節電効果が
あるといい、家庭やオフィスでの普及を目指す。
炭素シートはこれまで、コンピューターの断熱材などに使われてきたが、敗れ
やすく大きな面での加工が難しかった。
今回、熱と圧力を加えて、炭素シートと複数の材質のシートを一枚に張り合わ
せる独自技術を開発し、柔軟性も持たせた。
壁紙は四層構造。表面クロスの下に炭素シート、三層目に冷気や暖気を蓄え
やすい物質を含んだ蓄熱層、一番下に燃えにくい防火紙を張った。
炭素シートが、素早く熱を拡散させる半面、下層には熱が伝わりにくい構造に
なっている。
炭素シートから防火紙まで三層の厚さは0.3ミリで、同じ厚さのアルミニウム
より軽い。表面クロスはニーズに合わせて豊富にデザインできる。
販売を請け負うミカサ商事(大阪市)の中村公三朗社長は『東日本大震災の
被災地などの仮設住宅数百戸にこのシートを寄付したい』と話している。
中日新聞より抜粋
≪ビジネス・タイム≫
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