景気後退は13ヶ月
≪Poinnto!ニュース≫
★リーマン直撃 落ち込み戦後最悪
!山08年2月~谷09年3月!
内閣府は19日、景気転換の時期を見極める景気動向指数研究会(座長
えら
・吉川洋東大大学院教授)を開いた。2002年2月から始まった景気拡大
の『山』を08年2月とし、その後の景気後退の終了時期を示す『谷』を09
年3月と判定。その結果、リーマン・ショックの直撃を受けた景気後退期間
は13ヶ月で確定した。
過去13回の戦後後退局面の平均(16ヶ月)よりは短い。ただ、08年10
~12月期の実質国内総生産(GDP9)は年率換算で前期比18.0%減
になるなど戦後最悪の落ち込みとなった。
現在の景気は09年4月から拡大が始まっていることになるが、その後は
東日本大震災で一時的に大きく低迷。足元でも世界経済の減速で持ち直
しのペースが純化するなど、景気の先行きは予断を許さない状況が続いて
いる。
記者会見した吉川座長は『 (現在の) 景気拡張に若干変調が見られる
との指摘が複数の委員からあった。今後を注視していく必要がある』と述
べた。
直近の景気の『山』はこれまで暫定的に07年10月としていたが、経済
統計の改定を踏まえ今回の確定では4ヶ月後ずれさせた。『谷』は暫定
時の09年3月から変更しなかった。この結果『いざなぎ景気』を超えて戦
後最長だった景気の拡大局面が73ヶ月とさらに長くなった一方で後退
局面は短縮された。
【景気の山と谷】
景気には好況と不況を交互に繰り返す循環があり、景気が拡大からピーク
を付けて縮小に向かう転換点を景気の『山』、逆に縮小からそこを打って拡
大に向かう転換点を景気の『谷』と呼ぶ。
山と谷の時期は、学識者で構成する内閣府の『景気動向指数研究会』が
事後に検討して判定する。2009年3月の谷まで戦後は14回の景気循環
がある。
2011.10.20 中日新聞より
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