高齢化率、過去最高の23.1%に上昇
≪Poinnto!ニュース≫
(高齢社会白書)
政府は閣議で2011年版『高齢社会白書』を決めた。
10年10月1日時点で65歳以上の高齢者人口は2958万人で、総人口に
占める割合(高齢化率)は前年比0.4ポイント上昇し23.1%だった。この
うち75歳以上の後期高齢者は1430万人で同0.4ポイント上がり11.2%
と、いずれも過去最高を更新した。
総人口が減少する一方で、高齢化率は今後も上昇する見込み。1947~
49年生まれの『団塊の世代』がすべて65歳以上となる15年には高齢者
人口は3千万人を超える見通し。55年には高齢化率が40.5%(75歳以
上は26.5%)に達し、25人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上
となる。
白書では今回の東日本大震災による高齢者への被害状況にも言明した。
岩手、宮城、福島の3県で3月11日から4月11日までの1ヶ月間で年
齢が確認できた死者1万1108人のうち、60歳以上の高齢者が7241
人と、全体の65,2%を占めた。
高齢者増加に伴って、身寄りのない高齢者が社会問題になっている。
60歳以上の人に同居の家族を含めてどの程度会話するか聞いたところ
、全体の9割以上が『毎日会話している』と回答した。世帯構成別に見ると
一人暮らし男性の41.9%、女性では27.8%が『2~3日に1回以下』
と、単身世帯では会話の頻度が極端に少なくなる。
白書では『高齢者の社会的孤立』が生きがいの低下や高齢者による犯罪、
孤立しをもたらす可能性があると指摘。こうした問題を防ぐため、ボランティア
活動など高齢者の『居場所』や『出番』をつくることが重要だと訴えた。
10.10 日本経済新聞より
≪ビジネス・タイム)
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