STAY HOME でボストーク撲滅図るも・・・ | 郵便・切手から 時代を読み解く

郵便・切手から 時代を読み解く

切手コレクター必見! 経済評論家にして郵便・切手評論家でもある池田健三郎が、辛口トークと共に「ゆうびん」や「切手」を通じて時代を読み解きます。
単なる「切手あつめ」や「郵便物コレクション」とは次元の違う、奥深き大人のライフワークの醍醐味をお伝えします。

みなさま、STAY HOMEの期間を如何お過ごしでしょうか?

 

私は、自分のコレクションを整理し作品構成を行うマイルストーンとして、年数回の国際切手展を活用してきましたので、このスケジュールがガタ狂いになった現在は、目的港を失った漂流船のようになっております(苦笑)。

 

蒐友の中には、この間を利用してリーフづくりに励んでおられる向きもあり、「わしゃ、このひと月で500リーフ作った。もうリーフが足らん」というお元気な方までおられます。

 

というわけで、私は、まずはエントリーしているジャカルタ展が「そのうち開催される」ことを期しつつ、改訂された国際展スケジュールを見直しながら、作品づくりプランを検討していこうと思っています。

 

その前にワークスペースの大々的な断捨離を行ったことは既報の通りでございますが、不要なオークションカタログ類(どうせ読みかえすことはない)が一掃され書架がスッキリしたことに気を良くして、いまは雑誌や単行本、それに今や殆ど使わなくなったボストークのアルバム類(バインダー)やストックブック等に取り掛かっています。

 

思えば、平成時代にとじ穴のあるリーフはまったく使用しなくなり(マテリアル貼付スペースが余白により狭められているうえ、展示すると左にパンチ穴がくるので非常に美観が悪くプレゼンテーションの減点要因になるので)、額割れ切手が収められたヒンジレスアルバム等、競争展示とは無関係のものを除いて、ボストークはほぼ撲滅、用紙はA4サイズにほぼ切り替えが終わっています。

 

こうしたなかで、最近、重宝しているのが、A4用紙のリーフを収納するバインダー代わりの塩ビの書類ボックスです。大手100円ショップで200円で売られているもので、立てれば書架にきちんと収まるので良いのですが、難点はずばり美観です。

 

これまで百科事典のような趣のボストークアルバムが鎮座していた書架に、そのまま塩ビの書類ボックスを立てて入れると、収まりは良いのですが、美観が最悪でシャビイなことこの上なし。

 

 

さりとてこれに替わるもの、すなわち同機能のもので美観が良いものを探しても見当たらないのです。

 

200円なので贅沢はいえないことは百も承知なのですが、幾ら何でもこれでは、コレクションが可哀そうに思えないでもありません。

 

以前、JPCがボストーク展示専用リーフを売り出した際に、ベージュ色の布貼収納ボックスを売り出したのですが、サイズが合いませんし、価格の割に美観も満足できる水準ではありませんでした。

 

マサスタンプさんあたりが、良いものを開発してくださるとよいのですが・・・。