図入りアルバム・リーフ無料化の時代へ | 郵便・切手から 時代を読み解く

郵便・切手から 時代を読み解く

切手コレクター必見! 経済評論家にして郵便・切手評論家でもある池田健三郎が、辛口トークと共に「ゆうびん」や「切手」を通じて時代を読み解きます。
単なる「切手あつめ」や「郵便物コレクション」とは次元の違う、奥深き大人のライフワークの醍醐味をお伝えします。

スタンペディア社から画期的なお知らせが届きました。

何と2014年中に発行された、日本切手すべてが整理できるカラー図版入りの図入りリーフが無料で提供される(各自が任意の用紙にダウンロードする形式)ことになりました。

スタンペディアの会員であれば、誰でも無料でダウンロードできますので、これは便利です。市販の図入りリーフを購入すると、2014年分では2,810円(バインダーは3,190円)もしますので、年間2,000円の会費は、これだけでもコストが回収できてしまいます。

これを利用すれば、費用はごく少額(紙代+インク代)だけですみ、A4サイズなのでバインダーは市販のもの、それこそ100均商品で十分ですから、これはまさに郵趣の普及の大きな後押しになるプロジェクトだといえましょう。

いよいよ日本も図入りアルバム・リーフ無料化の時代にはいったわけで、こうした動きは大いに歓迎したいと思います。

おそらくユーザーからの反応は限りなく100%近く好意的なものでしょうから、早期に「竜48文」まで遡って作成していただくとともに、来年以降もぜひ継続されることを切望します。

さすればこのステンペディア版が日本の郵趣界のスタンダードとなる日も近いですね。