「まつろわぬ」とは、漢字で表わせば
服從わぬ、従わぬ、順わぬ、奉わぬ
など色々あるが、その意味するところは、滅ぼされた者たちや体制に抗い、権力に抗う者たちである!
神代の世界でも荒脛巾、天津甕星神、ルシファーやプロメテウス、国津神(物部)の一部など
国が悪いわけでもなく、社会が悪いわけでもない。
然し、其処に迎合できない者たちがいるのも事実である。
そうした者たちには、様々な理由があるのだろう。
この世界の神秘は、当に「黄金律」により配分が定められているのだろう。
全体の中のある一部の者たちは、論理的に、合理的に社会の枠の中で生きていくことができないのである。
そうした者たちは黄金律の中の極少数の部類に属する者たちだから‥。
これも世界のバランスを保つ為に必要なものなのだ。
娑婆に産まれてきた者の、ほんの少数の者たちが引き受ける定めなのだから。