自ら「審神者」と名乗っているバカなスピラーがいるが、100%ウソ、1ミリ足りも其の者に能力はないです。

 

審神者とはなにかと云えば、招霊のときに琴師(神主)の奏でる音色によって降霊した霊の依代となった霊媒の者が口切りを始めるのです。

 

其の霊媒とのやり取りをする者が審神者であります。

 

審神者は生半可な修行をして成れるものでは有りません。

 

更に一般的に「審神者」と呼ばれているが、本来は「神班物者(かみのものあかつひと)」と云いました。

 

そんな事も知らずに、自らが審神者と名乗るなど烏滸がましい限りです。

 

審神者は、過酷な修行を積み地力を上げ、霊術を習得し、眷属神霊と神縁を結び、神道や古典を研鑽し、神霊や心霊との神秘体験を数ほどして、その真偽を見極めることができてはじめて成れるか成れないかといったものなのです。


その様な理由から現代に審神者ができるものは非常に少ないのです。

 

そこら辺でヘラヘラ調子こいてる阿呆な輩が成れるものではないのです。

 

私の仲間内でさえ二人しか審神者ができる者はいません。

 

仲間の審神者は、極めて謙虚で大人しく、私は審神者なんですなどと自慢したり口外することは一切ありません。


一見して普通の人にしか見えませんが、目の奥に潜む力(眼光)は半端ではないのです。

 

見るものが見ればそのお淑やかな表情や言葉の端々に、我々常人を超えた重い深いものを宿していることが伝わってくるのです。

 

私の勉強会に参加した者が、あるとき他の勉強会で私と一緒にいたその審神者に偶然出会ったときに、「先生、あの方は一体何者ですか?」と質問してきたことがありました。

 

分かる者にしか分からない存在なのです。