神道で用いる大幣(おおぬさ)=大麻は、今では、麻の茎の部分のみを使っているが、元々は麻の葉の部分を用いていたのです。


大麻(大幣)


麻の葉


はっきり言って茎では大麻(大幣)の力が半減してしまいます。

切幣についても同様です。

切幣

元々は生命力溢れた、青々と実った麻の葉を使っていたのです。

何故なら神道では、麻は神聖視され、神事には欠かせないアイテムの一つでした。

麻の葉は神の依代としても用いられ、浄化(きよめ)と生命力を表すものであったのです。

しかし今では形だけのものとなってしまいました。

戦前まではどこの神社でも麻は葉の部分を主に使っていました。

各家の神棚には麻が祀られていました。

神道と麻は、切っても切れない関係にあったのです。

「神宮大麻」という言葉は当に、御札(神札)に麻の葉を用いていたからこそ、こう呼ばれていたのです。

戦後のGHQによる一方的な命令の中で、大麻は麻薬だからと、犯罪に用いられる植物だからと、彼等の価値観を押し付けられた、新生日本(敗戦後の米国の犬)国家はそれに抗うこともせず、日本文化=神道の伝統を捨て去ってしまったのです。

あゝ嘆かわしい!

麻を吸ったり、麻を売買している一部の輩を取り締まるために法律を作り、麻の利用を禁止し、それ以外の大多数の生活様式=日本文化(神道)をなきものとしてしまったのです。

麻という植物が如何に多く日本人の生活に関わってきたものかも知らずに、他国の習慣や文化を否定した西洋人(アングロサクソン)に今でも媚を売っているのが、阿呆で自らをエリート(進んでいる)とか自認している輩なのです。

遂にはLGBTフレンドリーとかほざき始め、日本は、遅れているとか騒ぐ始末です。

日本は滅ぶ…。