稲荷信仰といえば京都の伏見稲荷大社が大本であります。


世間では三大稲荷とか五大稲荷とかいってますが、支那から渡来したユダヤ系民族の秦氏が山城国の土地を皇から拝領して広まっていったものであります。


元々この土地は藤森神社の土地でありました。


それを無理やり秦氏に渡したものだから、藤森側の遺恨は残ります。


然し秦氏側も馬鹿ではないので、土地の産土神は今でも藤森神社です。


そして元々この一体は大己貴神が主祭神でした。


伏見山の裏側に今でも大岩稲荷がお祀りされておりますが、立派な磐座に鎮座されている神様は、大己貴神であります。


但し、伏見山の巡拝ルートから外れているために余りこの場所には参拝者は訪れません。


そして、稲荷信仰の裏には絶えず蛇が控えているのは、そうした稲荷信仰側からの配慮であるものと思われます。


こうした史実を知らずに、やれ稲荷様だとか霊験灼かだとか言っていると何時まで経っても本当のことは知ることができません。


稲荷神も凄いですが、その後ろにある大己貴神の力の存在があるから稲荷信仰は凄いのです。


私も、稲荷信仰をしている伏見稲荷大社の講員ですが、当の伏見稲荷の神職さえも、そのことを知っている者は少ないのです。


次回からは、稲荷信仰のイロハについて、少しでも皆様に理解してもらえるようにブログ連載をしていきたいと思います。