資本主義型民主国家に抗うプーチンの姿は美しい。

 

何と言われようか、私はプーチンを応援する。

 

 

天皇陛下とプーチン大統領

 

 

【1】

佐藤「2014年、2015年、にミンスク合意というのがあります。今、親ロ派勢力が侵攻している地域、これは今のままにしておく。それでその地域で自由な選挙をOSCE(欧州安全保障協力機構)がきちっとしているところで公正な選挙をやってそれで政府を作ると。それでウクライナは特別の統治を認める。だから、自治州あるいは自治共和国みたいなものを作るということですね。それが決まったところで、ロシアが国境警備をウクライナに移す。こういう話です」

邦丸「これは合意しているわけですね」

佐藤「2014年の合意は、ウクライナの大統領とロシアの大統領とドネツクとルガンスクのトップ。ところがその合意をしても全然お互い、言うことを聞かない。翌年、フランスとドイツが相談して前年のミンスク議定書に基づいて新しい案を作って、それにロシア、ウクライナが加わって本部が出来るんです。それを実行するための付属文書が出来まして、その付属文書にはロシア、ウクライナ、OSCE、ドネツク、ルガンスクの代表が肩書なしで署名してるんです。だからみんなこの文書、合意してるんですね。しかも国連で登録されている条約になってますから拘束力を持つんです」

佐藤氏によると、この合意を守っていないのがウクライナだという。

佐藤「ウクライナの今の大統領のゼレンスキー氏が言っているのが、“条件が変わった、ウクライナ国民がミンスク合意は認められないからこれじゃできない、誰が署名したのか知らない”ということ。署名したのは前の大統領。外国と約束したことは守らないといけないわけですよ」

さらにこう続ける。

佐藤「平和維持のためには、ミンスク合意とウクライナ政府がドネツク、ルガンスクの代表と話し合わなければいけない。しかし、ウクライナ側はそういう連中とは話ができないと言って一切対話することを拒否してるんですね。ウクライナの態度にすごく問題があると思うんです」

 

 

【2】

人気コメディアンとしての巧みな話術やパフォーマンスを武器に、あれよあれよという間に大統領になったゼレンスキー氏です。

しかし、主役を演じたテレビドラマで見せたような腐敗政治の撲滅は「絵に描いた餅」でしかなく、国民の期待に応えることは叶わない状況でした。

それどころか、昨年公表された「パンドラペーパーズ」によって、ゼレンスキー氏は大統領に就任した後の2年間で8億5000万ドルもの蓄財をなしたことが暴露されたのです。

オランダの「民主主義フォーラム」では「なぜ、たった2年間でそれほどの資産を得ることができたのか」と情報公開を求めました。

残念ながら、ゼレンスキー大統領からは何ら回答はありません。

それどころか、ロシアの軍事侵攻が始まって以来、大統領の資産は毎月1億ドルのペースで膨れ上がっているとのこと。

しかも、ゼレンスキー大統領とその家族、そして彼が立ち上げたテレビ番組制作会社は英国領バージン諸島に設立した幽霊会社を通じて、資金運用を繰り返していることがオランダの「組織犯罪汚職報告書」によって明らかにされました。

曰く「武器を送って欲しい。お金も送って欲しい。さもなければ、あなた方の国もウクライナにようになります」。

しかし、オランダ議会は決して彼に演説の機会を与えようとはしません。

大統領に当選した時には73%の国民の支持があったゼレンスキー氏。ところが、ロシアの軍事侵攻が始まる直前には30%にまで下がっていたのです。

 

 

【3】

彼は民主主義を守ると訴えますが、野党を全て解散させ、テレビ局もたった1社にしか放送権限を与えない処置を下しました。

しかも、政権の主張しか放送を許さないという、情報統制を敷いています。更には、ノーベル平和賞を目指して、関係方面に根回しをしているとのこと。

実は、ウクライナはヨーロッパでは「最も腐敗の蔓延する国家」として悪評ふんぷんでした。

そうした汚職国家を立て直してくれるものと期待されて大統領になったのですが、結局、同じ穴の狢に過ぎなかったことが分かり、大統領としては失格となる寸前に起こったのがロシアによる軍事侵攻だったのです。

対米追随がしみついた今の日本では、すっかりみられなくなった姿だが、国民性の根底には「判官びいき」や、弱者を応援する機運がある。
それがもろに出たのがウクライナ問題であり「悪いヤツ」=ロシアのプーチン大統領、「かわいそうで助けてあげなければならない人」=ウクライナのゼレンスキー大統領──といったイメージができた。
しかし、世界的にみると、必要以上にゼレンスキーをあがめているのは、日本の特異現象だろう。


【4】

ルーラはゼレンスキーについて、「彼が戦争を望まなかったら、彼はもう少し交渉したでしょう。私はゼレンスキーに『あなたはすてきなコメディアンでした。しかし、あなたがテレビに出演するために戦争するようなことはしないようにしましょう』と言いたい」と語っていた。

 ゼレンスキーはG20首脳会議でオンライン演説した際、住民2人が亡くなったポーランド国内へのミサイル着弾を「ロシアが発射した」と断言し、「我々の中にテロ国家がいる」と糾弾した。

 

 不思議なことに英国のスナク首相が同調し、「ロシアがポーランドにミサイルを発射した」と批判。この発言が大きく影響し、G20はロシア非難の声明を発表した。

 しかし、事態は意外な方向で展開した。ミサイル攻撃の被害を受けたポーランドのドゥダ大統領は記者会見で、「ウクライナ防空部隊が撃った可能性がある」との見方を示したのだ。さらに、緊急会議を開催したNATOのストルテンベルグ事務総長も、「ウクライナの対空ミサイルが原因である可能性が高い」と発言。米バイデン大統領も記者会見で、「ポーランドに着弾したミサイルはロシアが発射した蓋然性は低い」と述べた。

 ウクライナを支援しているポーランドやNATO、米国がそろって、「発射したのはウクライナである可能性が高い」と述べたのである。つまり、ウクライナがミサイルを発射したことはほぼ間違いないだろう。

 ならば、ゼレンスキーはどうすべきかと言えば、まずはポーランドに、続いてロシアにそれぞれ謝罪すべきだろう。そして間違った情報を提供したG20の首脳にも謝罪すべきだが、彼はそれをできるような人間ではない。

 

ゼレンスキー

 


【私見】

このゼレンスキーと云う男のせいで世界経済は一気に悪くなり物価の高騰に我々庶民は苦しんでいるのです。

 

もともとこの争いは、ロシア国内の問題(旧ソ連邦)であり、同じ民族間の争いであります。

 

内戦に諸外国が口をはさむべきではなかったのです。

 

馬鹿みたいにアメリカに追随した日本は、今物価の高騰に喘いで疲弊しているのです。

 

あの時、岸田さんが、内戦(敢えて言います)が勃発した瞬間に、すぐにロシア擁護に回っていれば先進諸国の中で日本が勝ち組になれたにもかかわらず、「飼い犬」はどこまで行っても主人に尻尾を振るものなのですね?