京都愛宕山本宮奥宮登拝に行ってまいりました。
参加者は3名
天候に恵まれ麓は晴天であった。
「清滝」の鳥居を潜るとそこは神霊神気の充満した空間です。
流石にきちんと護られていることが分かりました。
塵一つない参道(山道)を約4㌔進むと門が見えてきました。
此処を潜ると神気はさらに増し、そしてちらほらと白いものが舞ってきました。
吐く息は白く急に温度が下がってきました。
更に進むと、奥宮本殿に到着。
昇殿させていただき、奥殿で拝神を執り行う。
拝神祈禱中は神気益々満ちて、誰一人私達以外の者は現れず、静寂の中で私の祝詞が響き渡っていきました。
社の外では雪が静かに舞っている。
拝神を終へ後片付けして社の外に出ると、雪は止み陽がさしてきた。
そして神社を後にして嵐山まで戻ってきて現実に戻ると、皆さん小腹がっ減ったのか屋台の匂いに誘われて唐揚げを頬張っていました。
私も一つ頂きましたが、とてもおいしかった。
このお山『愛宕山』は霊山修験の場所です。
神や神霊の坐す神域の植物を採ったり、観光やハイキングで登頂し、ましてやお山の植物を無断で持ち帰ったり、ペットボトルや煙草の吸殻を捨てたり、バーベキューをする場所ではないのです。
更にスピラー如き輩が、云々言う場所ではないのです。
次のような看板が掲げてありました。
この様に当たり前のことでも、昨今では言いずらく、またそれさえ分からなくなった管理者の如何に多いことかと思います。
私たちが登拝しているときにも、団塊の世代であろうと思われる「爺婆の集団」が、周りの迷惑を一切考慮することなく登っていました。
愛宕山は、日本の『天狗神界』の筆頭の天狗様(眷属神霊)であります。
私の眷属様も、この『愛宕山太郎坊』の筋に当たります。
この山が、今後も神霊神気が満ち満ちて、信仰を持つ人たちの登拝する霊山であり続けることを心より祈念する次第です。