耳にしたこともあると思うが、
『心』『技』『体』が合わさって『三位一体』と表現する。

武術に於いてこの三つの要素が互いにバランスがとれていないとその力を発揮することができないのである‼

先ずは『心』が落ち着かなかったり、散漫であると虚ができてしまう。

次に『技』が未熟であると力任せになってしまう。

そして『体』が不安定だと重心が定まらない。

即ち、武術ではなく只の喧嘩やスポーツになってしまうのである‼

そこでこの三位一体を、置き換えて考えてみると

【武術】     【インチキ空手】
 心→ 意識    心→ 根性
 技→ 息     技→ 運動神経
 体→ 重心    体→ 筋肉

となる‼

『意識』は、集中力ではなく注意力を用いて相対的に認識できるように訓練すること(所謂見えないものを知る可能性ができてきます)❗

『息』は、どんな場合でも、静かに深くゆっくりとと、素早くを切り替えられるように訓練すること(玉を身体の中で回すことができます)❗

『重心』は、たえず下丹田に置いて安定した状態を保つように訓練すること(気が練れてきます)❗

まぁ~❗云うのは簡単だけれども、行うのは難しいんだよね‼

それでもその意味を理解することと知らないこととでは、可能性に於いて開きが出てきます‼


因みに、武術は神道から派生したことを以前述べましたが、古神道や修験も当たり前にこの方法を修行に取り入れていました。