世界は、鉱物、植物、昆虫、動物と我々人間があまねく暮らし、日々生と死の営みを繰り返している。

魚は海で生きて、動物は森や山奥で、人は村や町や都市で暮らしている。

環境によって生態系があり、その所々に神霊がおり、独自の自然の結界が張り巡らされているのだ!

人間だけがこの生態系に抗って生きているのだ。

自然の結界を破壊して、地脈や霊道を狂わせて、それでも経済効果を優先に知識や欲望の赴くままに振る舞うのである❗

最近では人間の寿命が大変延びてきて、暇と金をもて余した老人達が、山登りや観光と称して大自然の懐深く土足で侵入してしまうことが増えてきたのである。

元々この自然と供に暮らしてきた民はこれを危惧し、警鐘を鳴らしてきたが、一行に収まる静まる兆しはない!

そんななかで、山や海での不可解な事故が近年増えてきたのだが、これは、畏れを知らない解らない輩が自然の結界を壊したり外したりして、穢れを付けて、神霊の怒りを買ったがために起こった現象である!

10年ほど前に、東京の西の外れ奥秩父で起きた遭難事故の話をしょう。

ぶどう沢といわれる場所で立て続けに3回事故が起きて合計7名がなくなっている。

事の初めは、東京の山歩きのサークルがぶどう沢にはいり、その中の50代後半の女性が滝壺に落ちて水死した。

ここまでならよくある事故で片付けられていたと思うが、それを救助に来た防災ヘリが救助のホバーリング中にエンジントラブルで滝壺に墜落して、5名の隊員が亡くなった(整備は前日にしていたらしい)。

更にこの事故を取材に来た日テレの人間が二名、山で溺死した状態で発見されたのである。

これを霊的に視てみると、自然の結界を破り、この地に無断で侵入して荒らしたことにより、神霊の怒りを買ったがために起こった事故である。

(この事故の後私たちはぶどう沢周辺を調査に行きました。人の手の付かない荒々しくとても深い杜が多数あり無数の祠や滝がありました)

人間の愚かさか招いた事故と言えよう!

毎年、山での事故死は3、400件起こる。海での事故死は更に多い。この中で数%は不可解な事故死かあるのだ。

マタギやワタリ、修験などは山に入るときあることを必ずしてから入山します。

これによりその地の神霊に自己の素性を示して又、敬意を表し筋を通すのです。

もしも、貴方の家に、他人が来て傍若無人に振舞ったならどうします?当然排除しますでしょう⁉

眼に視えないから存在しないとか、科学的でないから信じないとかのレベルではないのですこの自然というものは‼

今年は何人程持っていかれるのかしら?

人柱として!