今イスラム国というテロ組織が世界中を賑わしているが、世界4大宗教のユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教はすべて人間が作ったものであり、その教義に人格神を掲げているため、異宗派のみならず同一宗教内でも教義の解釈の違いから抗争や分裂が生じる。

これらは、自分の信奉する神を異教徒に知らしめして取り込むことで自己の救いに繋げていくためである!

また、それが正しい事だと信じて疑わないから厄介である。

盲目的な信心はカルト宗教と何ら変わらない。

彼らの神の究極の教えは、天国に生まれ変わることであった。

そしてあるとき『最後の審判』が開かれて、神に救われたものは墓地から這い出してきて永遠の生命を授かるのである?

そして永久に終わることの無い生と快楽を享受できることにある!

仏教に於いては、輪廻を離れて涅槃に入ること、この涅槃と云うものは悟りの境地を言い、それを持って至上の教えとしている。

では悟った後どうなるのか? 

因縁の法則から逃れられるらしい?

これは自己満足のなにものでもない考えであり、たかが人間ごときが大宇宙の法則から逃れられるだとか、無になるとか、下らないことをほざいているにすぎない!

人間が大宇宙の一部であることを理解したとか、神の存在を感じたとか言うならまだしもである。

これらの四大宗教は、人間を縛る宗教(教え)で、彼らの野蛮性や身勝手さを宗教というもので押さえつけるしかなかったために出来た苦肉の策と言えよう!

さらに仏教に於いては、自己のプライドの裏返しでしかない、ナルシストの宗教と言えよう!

自己満足のマスター○ーションですよ~!

これらの宗教と我が国の『神道』との違いは何か?

神道ではこの宇宙は神の見えざる力の賜物で、我々は神とともに存在し、またその存在は階層性の原理で構成されているものである。

万物は全てが自他一如の世界観の上に成り立っているのだ。

神道では、『自分』や『個人』という概念を特別視しない。

今ここに存在してることに、個人的な意味とか役割とかを考えていない。

さらに、宇宙の存在目的について『属人的』捉えたりはしない。

祖先を敬い日々の糧を得ることに感謝し、ただ今を楽しく精一杯生きていけることに感謝するだけである。

恵みを授かるこの感謝の気持ちは、即ち見えざる神への畏れである。

そして年老いて亡くなれば、神上がりしてまた何方かに転生するのである。

だから我が神道に於いては矛盾や争いがないのである。

皆が幸せな世界に暮らしていけることに感謝し、祭によって神にその気持ちを伝えるのである。

これを『御神楽』という。