GMOの遺伝子組み換え | 梵のブログ

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あなたは遺伝子組み換え食品を食べている

日本におけるGMO作物の全体の輸入量はすでに二〇〇〇万トンを越えています。ちなみに、日本国内で、お米の生産量は約八〇〇万トンなので、これはお米の二倍を越える量です。かなりたくさん入ってきているということです。

現在、日本に輸入されているGMO作物は、
・大豆(枝豆、大豆モヤシも含む)
・トウモロコシ
・なたね
・てん菜(砂糖大根のこと。砂糖の3割くらいはてん菜から作られているので、3割は遺伝子組換え食品かもしれない)
・ジャガイモ(現在は途上国で作られている)
・綿(インドの綿)
・パパイヤ(レインボーという品種)・
・アルファルファ(牧草なので、一般的に売られているものとは違う)

以上8つです。GMO作物そのものは基本的にはお店では流通していなくて、そのほとんどは家畜の飼料か食品添加物用、加工食品などの原料用になっています。

遺伝子組み換え食品の約98%は食品表示されません。表示が消えていくのです。GMOの食品表示が義務付けられているものは、「GMOの使用の重量が食品 に占める重量の上位3品目まで、かつ食品に占める重量が5%で、DNAやたんぱく質に残っている製品の場合」です。また、現在は豆腐、納豆、コーンスナッ ク菓子、ポテトスナック菓子などの食品33品目が具体的に指定されています。しかし、逆にそうでないものには表示義務がありません。

“表示義務がなくなる”カラクリは、たとえば、加工食品に使った場合、主な原材料とみなされない場合などで、表示義務がなくなるケースが多いということで す。まず、しょうゆ、大豆油、コーン油、コーンフレーク、マッシュポテト、水あめなどは製品中にDNAやたんぱく質が残らないため、原料としてGMOを 使っても表示しなくてもいいと法律で決まっています。お子さんが食べる食品、とくにお菓子に使われています。

また家畜の飼料として使った場合表示義務がなくなるので、家畜の飼料にはたいていGMO食物が使われています。飼料となっているのだから、〝生物濃縮〟さ れます。またたとえば牛の場合、GMO大豆を食べさせられて消化不良になって抗生物質も打たれて、体内の大腸菌がどんどん耐性を持って強くなるという悪循 環を起こしています。さらに排泄物はどこに行くかといえば、農業に行って有機農業に使われています。こういったものの排泄物を利用するために作られたもの が有機JAS認証制度ですね。意図したかどうかはともかく、GMOと有機農業はセットになってしまったのです。