ガソリンの代わりに塩水で車が動く――
そんなことを聞いたら、皆さんは信じますか?
信じられなくても、これは事実です。ナノフローセル社が開発中の『クアントeスポーツリムジン』には、まったくガソリンが要りません。
未来的なデザインのスポーツカー
[引用元]http://indianautosblog.com/2014/03/nanoflowcell-quant-e-sportlimousine-124288
最高速度は時速350キロ。止まった状態からたった2.8秒で時速100キロまで加速できるモンスターマシンです。今ひとつパワーが足りなかったこれまでの電気自動車とは雲泥の差。
暗闇で光るヘッドライトがクール
[引用元]http://www.digitaltrends.com/cars/quant-e-sportlimousine-debut-2014-geneva-motor-show
燃料として積んでいる塩水には、電気が蓄えられています。言ってみれば塩水電池で走るのです。エネルギー切れになったら、タンクに塩水を入れればOK。nanoFLOWCELL社はこのエンジンを船や飛行機などの様々な乗り物に活かせないかと野心を燃やしています。
車内はまるで宇宙船の内部
運転席も近未来的なコンセプトで揃えられており、SFの世界に迷い込んだような気分を味わえるのは間違いなし。既にヨーロッパの公道では走行許可が 出ているので、日本で発売される日も遠くはないでしょう。ひょっとしたら、十年後には塩水自動車がスタンダードになっているかもしれませんね。