地 震の前兆を観測している各種データで異常を捉えていたのでご紹介します。岐阜県飛騨市に設置してあるラドン濃度のデータを見てみると、今年の4月頃から急 激な変動を観測していました。4月と言えば、チリでマグニチュード8.2の巨大地震が発生した時期で、それに連動するような形で異常を観測中です。
このラドン濃度を計測している場所では5月3日から継続して震度1~3の群発地震を観測しており、これも何らかの大地震の前兆だと考えられます。
そして、千葉県香取市の行徳地震予知データでも異常を捉えました。行徳地震予知データは大地震前に発生する電波の乱れを測定するためのシステムで、最近は東日本大震災前を超えるような異常値を継続して観測しています。こちらも異常が酷くなったのは4月頃からです。
ラドン濃度と行徳地震予知データは東日本大震災前に異常を観測していたので、この両方で一斉に異常値を観測している今の状況はかなり驚異的だと言えるでしょう。
ま た、今回は紹介しませんが、電子数の異常や地震に敏感と言われている深海魚の異常行動も続々と報告が入ってきています。大地震の前兆というのは数ヶ月から 数年も継続するので、具体的な発生日時を断言するのは難しいですが、遅くても数ヶ月以内には対応地震が発生する可能性が高いです。なので、今後も継続して 各種データや情報を注意深く観察したいと思います。皆さんも油断をせずに、しっかりと防災対策をしておいてください。
☆飛騨市神岡 「割石温泉」観測データ
URL http://lll.physics.gifu-u.ac.jp/~radon/cgi-bin/select.cgi?type=kam
↓2014年4月から2014年5月のデータ。4月から大きく変動しているのが分かります。
↓2014年1月から2014年5月のデータ。3月頃までは静かに推移していました。
↓東日本大震災前の岐阜県ラドン濃度。データは2010年10月から2011年4月。
↓東日本大震災前の福井ラドン濃度。データは2010年11月から2011年5月。
☆地震情報 岐阜県飛騨地方
URL http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/list/?e=430
↓ラドン濃度と合わさるように岐阜県飛騨で頻発する地震
↓東日本大震災前の地震履歴。2011年2月下旬頃。
☆行徳地震予知データ
URL http://earthq.system-canvas.com/index.html
↓5月の行徳地震予知データ。赤い部分が大きく変動しています。
↓4月下旬の行徳地震予知データ。この時期から異常な変動を観測中。
↓東日本大震災前の行徳地震予知データ。
*東日本大震災よりも変動幅が遥かに大きいことから、震源の場所が東日本大震災よりも近いと推定されます。つまり、関東圏に近い場所で次の大地震が発生するかもしれないということです。
☆3・11の前兆と酷似する「飛騨群発地震」がGW中に発生!
URL http://news.livedoor.com/article/detail/8822757/
引用:
そしてもうひとつが、この地震の震源地から北西へ約220km離れた岐阜県・飛騨地方で、5月3日に突如として始まった「群発地震」だ。
気象庁発表の地震データによると、この「飛騨地方群発地震」はM2~4級・震度1~3の有感地震が5月3日だけで32回も発生し、その後は回数が減りながらも数日間発生していた。
では、この群発地震の何が気がかりなのか? すでにネット上などで騒がれているように、それは3年前の2011年2月27日にもまったく同じ震源域で一日28回の群発地震が起き、その12日後、東日本大震災が発生しているからだ。
3年前は2月27日に地震が集中発生した後、翌日から回数がペースダウン。そして3月7日には終息に至った。
ところが、その2日後の3月9日からは三陸沖の海底で、2日間でM3~7クラスの地震が40回も発生。そして3月11日のM9.0「東日本大震災」へとつながっていったのだ。
このように今回の飛騨地方群発地震は3年前の東日本大震災と酷似した“初動パターン”を見せており、それでいえば群発地震発生から12日後あたり――すなわち5月15日頃、再び日本列島を大地震が襲うのでは?という声が出ているのだ。