世界IT洗脳計画をバラす! | 梵のブログ

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【 CIAのfacebook世界IT洗脳計画をバラす!】

エジブトの次はリビアに飛び火したジャスミン革命は、今やアラブ全体を巻き込みつつある。「フェイスブック革命」とメディアは盛んに報じるが、それに異を唱えるのは小誌でおなじみのB・フルフォード氏だ。今回の革命の背後にある驚くべき真実を語った!

メディアが一切、指摘しない、恐るべき新事実が明らかに!

エジプトの次はリビアに飛び火したジャスミン革命は、今やアラブ全体を巻き込みつつある。「フェイスブック革命」とメディアは盛んに報じるが、それに異を唱えるのは小誌でおなじみのB・フルフォード氏だ。今回の革命の背後にある驚くべき真実を語った!

今回の一連のアラブでの革命・政変で、有識者やジャーナリストたちは、こぞって「フェイスブックやツイッターなどネットの個人メディアが火付け役となっ た、民衆主導の政権交代」と賞賛の声を上げている。しかし、この政変は複数の思惑が交錯し、意図的に操作された革命にすぎない。

シナリオを描いた黒幕は、米連銀の所有者であるアメリカの軍産複合体と、ジョージ・ソロスやベルジンスキー(政治学者・元大統領補佐官)、ブッシュ一族な ど投資家グループや石油利権を牛耳る者たちだ。彼らはエジプトやリビア、ヨルダン、サウジアラビアなどアラブの長期独裁政権を入れ替えたいという意向があ る。エジプトの場合、ムバラクは独裁者として君臨した期間が長すぎて、命令を聞かなくなっていた。親イスラエル政策を転換しつつあったことも原因だろう。 黒幕たちは、自分たちの息がかかった、若い指導者にすげ替えたいという思惑があったのだ。彼らの最終的な目的は、石油価格をコントロールし、石油売買によ る利益配分を有利にすることにある。現在、100ドル前後で推移している原油価格を、200ドルまで吊り上げるのが目的だといわれている。原油価格が上昇 することで、最終的に米連銀にカネが還流してくるからだ。

しかし、米軍は国家財政が緊迫化している状況で、武力介入できる余裕はない。さらにイラクやアフガンにいる兵力をアラブに充てることも物理的に難しい。このため、軍を動かさずに政権を転覆させる新たな情報操作戦略をとる必要があった。

現在、英語圏のメディア(新聞、出版、テレビ)はマードックのニューズ・コーポレーションなど、黒幕たちの息のかかった大手5社が全媒体の90%を支配 し、情報を統制している。これに加え、最近では、ネット支配も着々と進めており、グーグルもすでに彼らの支配下にあることは有名な話だ。例えば、米政府が 利用しているリアルタイムウェブ監視システムを開発したRecorded Future社は、グーグルとCIAが共同出資している。世界中の衛星地図が見られるグーグルアースはCIAの協力でできあがったことは誰もが知ってる話 だろう。私自身、グーグルによる被害を受けたこともある。ユーチューブで、友人の撮った9・11同時多発テロを扱った映画の再生回数がリセットされ、検索 結果の上位に出てこないよう細工されたり、重要な機密情報を記したメールだけがGメールのサーバーから消えてしまったこともある。これは明らかにCIAに よる検閲・情報操作による産物である。

こうして、グーグルの次に黒幕たちが民衆を煽る手段として目をつけたのが、6億以上のアカウントがあるフェイスブックと、2億人が利用するツイッターだ。今回、アラブ中東における政変や革命は、黒幕たちのネットを使った実験場だったと言える。

米空軍が開発した、驚異の大衆操作ソフト

カナダの『グローバル・リサーチ』など欧米の複数の機密情報暴露サイトによると、CIAはアラブ諸国に住む、フォロワーや「友達」が多く、影響力の大きい ユーザーを極秘裏にリクルートしたという。ユーザーたちを米国に呼び、買収や脅迫、洗脳を行った。そして、彼らは大衆を扇動するための特別な訓練を施さ れ、本国へと戻されたのだ。国内の支配体制が強固なアラブ諸国では民衆の自発的な蜂起は難しいが、国内外から同時多発的に「デモをやろう、ムバラクを倒そ う」という声を上げることで、簡単に当局の規制を切り崩せるというわけだ。また、欧米のサイトや私の情報ネットワークによると、米空軍は、数百人分の架空 フェイスブックアカウントをAI(人工知能)で操るソフトを開発済みで、エジプト革命でこれが実験として使用されたという。このソフトは、性別や言語、世 代による発言内容の特徴を使い分け、あたかもまったく複数の人格が投稿しているように見せかけることができる。エジプトに住む20代の女性がアラブ語で、 日本に住む60代の老人が日本語で、といったふうにだ。多数派意見に流されやすいネット世論において、このソフトはとてつもない影響力を発揮する。

こうしたネット操作にムバラク政権はいち早く気づき、ネットを遮断する対処策に出た。また工作を続けさせないため、エジプトにいたグーグル幹部を当局は逮 捕した。しかし、黒幕たちは支配下に収める欧米メディアを使い、「言論の自由が侵害されている」というキャンペーンを張り、国際世論全体で非難するという 形でエジプト政府に圧力をかけた。この間、グーグルは電話でツイッターに投稿するサービスをエジプト人向けに開始したりもした。

CIAは、こうしたネット工作と並行して、さまざまな工作活動を行っている。例えば、カイロの刑務所に工作員を送り込んで受刑者の集団脱走劇をデッチあ げ、デモ隊の中に投入していた工作員が呼応して車や商店を破壊した。暴力行為が起きていることをわかりやすくテレビの前で示したのだ。カイロ博物館の美術 品略奪と破壊も工作員の手によるものだ。こうして、収拾不能の混乱と暴力から市民を守るという、エジプト軍が介入する口実ができた。エジプト軍の幹部は、 今回の革命の直前にペンタゴンを訪れていたことが判明しているが、こうした一連のシナリオは、すべてアメリカが描いたのだ。『Rense.com』などで 暴露された情報によれば、エジプトの警察署で、革命の手順が記された”計画書”が公安機関の内部文書として見つかっている。反政府運動を扇動し、軍が介入 したところでCIAの工作員は扇動をやめるというものだ。

こうした幾重にも重なる工作の結果、エジプトは”陥落”した。そして、革命の舞台はリビアへと移った。しかし、カダフィは予想外の抵抗を見せ、すべてはシ ナリオどおりというわけにはいかないようだ。反政府側はリーダー不在で見通しが立っていないのが最大の原因だろう。リビアで失敗すれば、黒幕たちのアラブ 全体の目論みも暗礁に乗り上げかねない。彼らの最終目的は、あくまで最大の産油国であるサウジアラビアだからだ。

米経済は、’11年の財政赤字が約140兆円に達し、過去最悪を更新した。黒幕たちも窮地に立たされている今、ネットを含めたなりふり構わぬ世論操作に 打って出る可能性は高い。SNSなどで、モニター越しに見る他人の発する”言葉”は、巧妙に操作されたものだと疑ってみることが必要なのだ。

【ベンジャミン ・フルフォード氏】
’61年、カナダ生まれ。米経済誌『フォーブス』の元アジア太平洋局長として活躍。その後、日本を拠点に、タブーなきフリーランスの外国人ジャーナリスト
として執筆活動を展開。著書に『暴かれた9.11疑惑の真相』『[中国が目論む世界支配]の正体』など多数

http://nikkan-spa.jp/3004