風邪と抗生剤について | 梵のブログ

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風邪と抗生剤について
たまには風邪をひいて熱を出したほうが良い・・・・・熱を出すことにより、体は他のウィルスに対しても耐性を強化できる
ふとんにくるまり、汗かいて水分とって滋養にいいものを食べ、ただそれだけのことで自然に任すことが強い体を作る!!


ーーーーーーー以下、内海医師からコピペーーーーーーー

風邪というのはウイルス感染が大半であることはもはや皆さんご存じだろう。しかし例えばこのウォールであっても外であっても、医者に頼るのは良くないとかいいながら、かかってしまうと風邪薬を飲むなどという愚行をよく見かけるものだ。

風邪薬は解熱鎮痛薬と咳止めなどの混合剤であることが多い。すなわち解熱薬で体温を下げればウイルスは死ににくくなり、風邪の治りは悪くなり、場合によっ ては悪化したりする。抗生物質は市販の風邪薬には入っていないが、内科でもらう人は数知れない。内服抗生剤は大した効果もなく、体内免疫は狂わせ、風邪の 治りはむしろ悪くなる。腸内細菌は狂い善玉菌は死に耐性菌は作る。人々を医原病により困らせる薬が内服抗生剤である。

風邪ですぐ使われることはないが、病院などでは喘息などへテオフィリン、ムコダインなどが使われる。しかし、これらの薬はけいれん、てんかん、急性脳症、 高血糖、低血糖、などをきたし、しかもテオフィリンは中毒領域が狭い危険な薬である。しかしこの薬は喘息や呼吸器疾患では、まるでご飯に必ず付いてくる漬 物のように、内服や点滴であらゆるところに使用されている。

咳止めとして有名な薬がコデイン系の薬である。このコデイン系がモルヒネに類似した麻薬系の薬であることを人々は知っているだろうか? もちろんこのコデイン系咳止めの依存性は、ヘロインやコカインには及ばないが、それでもそもそもこの薬には依存性や禁断症状があり、更にいえば中枢神経抑 制作用(つまり脳の働きを抑える作用)がある。モルヒネの類似物質なので便秘や吐き気などが出ることもモルヒネと類似している。それでもそんなことはおか まいなしに内科や外科の外来では日常的に使われている。

そもそも論に移るが、人体にとってなぜ咳や痰がでるかを考えたことがあるだろうか?それは病気だからそうなっているわけではなく、代替症状として、違う言 い方をすれば治すための体の反応として出ているということだ。更にいえば、仮に咳や痰がつらくてもそれで命を落とすことはほとんどない。今の薬など飲んだ 方が死や悪化の危険性は高まる。