ヘルタースケルターを観ました!
公開前から話題になりまくりだったので、
これは見ておかないと!ということで、
珍しく映画館で。
※少々ネタバレあり?!なので、
まだ観ていない人は、
観た後に読んだほうがいいかも!
美しさと怖さ
とにかく画がきれい。
蜷川実花監督の極彩色の世界が
これでもか!ってぐらい広がっていて、
細部までこだわりがすごい!
蜷川実花の写真が好きな人にはたまりません!
でも、きれいと怖いは紙一重。
あまりに鮮やかすぎる色使いに、
怖いと思う瞬間もありました。
息を飲むような、と
息がつまるような、のぎりぎりのライン。
個人的には、
妹とのシーンがホッとする画でした。
時が流れるのは早く、流行が過ぎるのは一瞬
"若さと美しさで生きていけるのは一瞬。
だけど、女性は一生美しく生きていたい"
そんなことをひしひしと感じました。
でも、見た目にこだわるよりも、
内面から出るものを、積み重ねていきたいなぁと思いました。
それこそが強さであり、美しさだと思う。
いやぁ、劇中では、希子ちゃんを出すのが憎い。
希子ちゃんでてきたら、もう~そりゃそうなるわ!
ってかんじです。笑
主演を務めた沢尻エリカも、
リリコ役をやったら、具合悪くなってもおかしくない。
ダブる部分が多かっただろうし、
あの世界観にどっぷり入ったら、
きっとすごくすごく苦しいと思う。
沢尻エリカが、プロモーションに出てこなくて、
希子ちゃんがでていたのも、
映画の演出なんじゃないかとすら思ってしまうぐらいには、
映画と現実がリンクする………。
女友達と観るのがおすすめ!
彼氏とは……あんまりおすすめできないかも。笑
ひとりもいいとおもうけど、
観た後のぐったり感がより大きくなりそう…。
渋谷で、女友達と、が
個人的にはおすすめです!
ヘルタースケルターは、
映画であり、
ドキュメンタリーであり、
アートムービーでもある。
観終わった後に、
これだけ語りたくなる映画も珍しいと思う。
そして、観た後にぐったり苦しい気持ちになるのに
もう一度見たいなぁとすら思ってしまう中毒性。
おそるべし、ヘルタースケルター。
これからどれぐらいまで
話題が広がっていくのか、楽しみです。