24梅仕事21 梅の切り枝の粉砕  梅林が蘇る | 水のように ~自然の力にまかせた梅干づくり~

水のように ~自然の力にまかせた梅干づくり~

私は小さな漬物屋をやっています。美味しい梅干をつく
るために、梅の栽培までするようになりました。土づく
りに力を入れ、2006年から農薬を一切使わずに梅を育て
ています。一生をかけてより良い梅干をつくろうと思って
います。 

  今日は定休日でしたので、朝から粉砕機を車に乗せて梅林に行きました。切り枝があまりに多いので『まあ、ゆっくりやるか』と多少開き直り気味の気持ちです。おっと、いけない、いけない。

 いつも梅の収穫や紫蘇仕事を手伝ってくれる外処さんが、手伝いにきてくれました。外処さんは、当店で販売しているカステラ、プリンを作ってもくれています。今度、試作する『ベーコン』も外処さんと一緒につくる予定です。

 粉砕機の性能は、素晴らしく、ちょっとした太い枝も一瞬で粉々に砕いてしまいます。

 
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 切り枝の又が分かれるところが機械に入れるときに引っ掛からないようにノコギリで枝を切り、粉砕機にいれやすくするような形にします。

 粉砕機の、ダダダダという音が大きく、その粉砕能力の高さを感じます。粉砕をしている時は夢中なのと、大きな音に包まれているからなのか、寒さを全く感じないのです。エンジンを止めた瞬間に、びゅんびゅんと吹き抜ける冷たい風が結構強いことと寒いことに気づくのです。人間って何かに集中していると感覚が麻痺するんですね。エンジンを掛けると風を感じなくなるのです。不思議だ!

 粉砕した木のクズの一部を燻製用として大きな袋に集めました。

 
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     燻製用としては、ちょっと細かくなりすぎかな。

 燻製用以外の木くずは熊手で平らに広げ、土壌菌の栄養源にします。一年すると土壌菌が分解して、くれるので消えてしまうのです。
 午後1時まで精力的に粉砕しましたので、約3分の2が片付きました。思った以上にはかどりました。

 剪定の枝が山積みのときの梅林です。

 
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      何となく寒々しい

 剪定の枝を粉砕したあとの梅林です。

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      春を迎える準備OKという感じです。

 今日は半日枝の粉砕をしましたが、ノコギリで枝をずっと切っていましたので、久しぶりに本当に疲れました。大きな音を聞いていたのも疲れるね。梅の木達ももう少し我慢してね。まだまだ粉砕の日々は続きます。



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