いつも倹約しんちゃんの大分「県」聞録を読んでいただきありがとうございます。
最近、ブログを投稿するまでの時間が取れずにサボる日が増えています。
どのようなことをしていたのか?…は、もう一つの方のブログの方で順番に投稿していこうと思っています。
現在、大分県内で老朽化が進んでいる電線を光ファイバに替えていく工事が計画されています。
対象地域は時期をズラして順に工事が進んでいくのですが、現時点で準備に遅れが出ているようです。
その工事に携わるための資格を得るために、日によって会場が変わる講習を受けてきました。
光ファイバ接続技術に関する講習で、この講習を受講しないとこの業務に従事できません。
写真はトップ画用に撮影したパッと見ではわかりにくい部分をアップで撮影しています。
光ファイバーケーブルを切断するための専用工具で、この工具を使用しないと光を通す石英ガラス製のコアが綺麗に切断できません。
この専用工具の外観ですが、店頭だけでなく…ネット上でも購入できる場所が限られる専用工具で、中古品でも価格は高価です。
実際の工事で使用する専用工具は他にもあり、それらの工具の使い方についても実習させてもらえる機会を得ました。
私自身は光ファイバ技術が登場した当時から触れる機会がありましたが、その頃の材料は現在使用されていません。
技術の進歩と共に関連資材や加工技術が飛躍的に向上し、受講して知識を得れば誰が加工しても同じ仕上がりを期待できる仕組みができています。
ただ、厳密なことをいうと…線材を加工する過程の中で失敗する可能性がある部分が多く、「加工のやり直し」の判断は作業者自身です。
その判断基準は受講することで得られるのですが、加工中は終始神経を遣います。
最終的には「光ファイバ損失測定」という確認があって、その測定結果で加工の完成度がすべてがわかるようになっています。
この最終的なテストの結果が悪ければ加工はやり直しとなるので、完璧な工事ができるまで一連の作業が繰り返されます。
サービスを受け取るお客様としては安心できる仕組みが出来上がっています。
受講して施工資格を得るという仕組みは、提供されるサービスの質を一定に保つための大切な講習となっています。
私もこの講習に参加して施工資格を得たのですが、実際に作業に携わる前に一連の加工技術をさらに高めて本番に備えます。
このような貴重な機会を与えてくれた方への恩返しもしたいので、次の仕事として前向きに検討しています。
人生最後の仕事くらい…自分がしたいと思える好きな仕事に就いてみたいですよね。
自分が住む地域のインフラ整備に関われることは、満足度も高いように思います。
現在も「裏方」に近い目立たない仕事をしていますが、先端技術に通じているところは同じなので面白そうです。
この業界で新たに出会う人たちとの交流にも期待していて、さらに広がる新しい人脈づくりも楽しめそうです。
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