国連ILO物語 | サバンナの風のブログ

国連ILO物語

みなさま。
相変わらずアフリカは障害物競走の大陸です。
コンピューターがつぶれたり。
勝手気ままに停電したり。
必要な時にインターネットが繋がらなかったり。
人の人生を邪魔する災厄の連続。
でも痛めつけられっぱなし状態で居続けることはできません。
建設的な方向に大きく舵を切り幸福度を増進させる風が国連から届けられました。

国連ILOのエンジニア・キダヌから電話です。
「Mr.キタ」。
「道普請人ケニアとの契約」。
「契約の準備が整ったけん」。
「ナイロビに署名しに来てくれる」。


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国連ILOのチーフ・テクニカル・アドバイザー、Mr.キダヌです。
彼と共に20組織の若者グループ500人を訓練して「土のう」を使っての
道路補修業者に育成するのが今回署名したプロジェクトの目的です。


前回の日本国外務省との契約の前例に準じ、私がNPO法人道普請人理事長木村亮京大教授の代理として、2012年5月20日にILOとの契約書に署名しました。

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2012年6月4日、国連ILOプロジェクトの道路補修訓練を開始しました。エルドレットの市街道路を訓練地として5グループ125人の若者を訓練しています。

道普請人ケニアがNGO活動を開始したのは2009年1月です。活動開始から3年5ヶ月の時を経て、草の根レベルから始めた「土のう」の道路補修活動は、今回、国連のILOプロジェクトとして採り上げられることになりました。
この成果と業績はひとえにみなさまがたの御支援を有効活用できた賜物と深く感謝致しております。道普請人ケニアは引き続き真摯な活動を続けてまいります。今後ともみなさま方の御支援を頂けますよう御願い申し上げます。