沖縄本島と伊江島、伊是名島めぐりの旅3日目。
伊江島から本島を経由して、伊是名島へ上陸。
伊是名島地図。
伊是名島は沖縄本島北西部に位置する周囲約16キロメートルのほぼ円形をした離島。
サンゴの石垣とフクギ並木に囲まれた古民家の家々があり、琉球時代の街並みが感じられる離島。
琉球王国の王、尚円王(しょうえんおう)生誕の島としても有名で、島には貴重な史跡もある。
島の東側に位置する仲田港から時計回りで、島内をレンタカーで散策。
仲田集落。
仲田集落は島の東側に位置する集落。
さらに南へ。
伊是名島は島の南東から北西へ向けて、標高100メートル前後の山岳が連なっている。
伊是名城跡。
伊是名城は第一尚氏の尚巴志(しょうはし)の祖父である鮫川大主により築城されたといわれる。
尚巴志は15世紀の1429年に琉球で最初の統一王朝を樹立した国王のこと。
伊是名玉御殿(たまうどぅん)。
伊是名城跡の中腹に位置する琉球王国第二尚氏王統の陵墓。
伊是名城跡からの眺め。
伊是名城跡ではイワヒバの群落が見られる。
さらに西へ。
シラサギ展望台からの眺め。
シラサギ展望台から見る海。
シラサギ展望台から東側の眺め。
島の南東に位置するマッテラの浜。
聖域の龍神洞。
奥には岩の裂け目があり、拝所がある。
海ギタラ。
ギタラとは沖縄方言で切り立つ岩という意味があり、海ギタラ、陸ギタラがある。
ギタラ展望台近くに立つ慰霊塔。
さらに先の島の南東部の伊是名山森林公園内にはいくつかのスポットが点在している。
アコウの木。
アコウは九州や南西諸島などの温暖な地方に自生する木。
陸ギタラ付近からの眺め。
美織所(ちゅらいんじょ)。
伊江島のマカトが恋人の松金(後の尚円王)のために布を織った場所といわれる。
風の岩への登山口。
整備された道はないため、登山、下山時は注意が必要。
風の岩。
頂上は拝所になっていて、2枚の大岩が重なる。
風の岩からの眺め。
真ん中に見える岩は陸ギタラ。
風の岩から東側の眺め。
来た道を戻り、西の伊是名集落方面へ。
島の南部に位置する伊是名漁港。
さらに西へ。
島の周遊道路を通り、伊是名集落へ。
伊是名集落。
レンタカーを停めて、しばらく伊是名集落内を散策。
伊是名集落は島の南部に位置する集落。
銘苅家(めかるけ)住宅。
銘苅家住宅は尚円王の叔父にあたる家系の家で、1906年に再建された古民家。
銘苅家住宅の内部。
銘苅家住宅の敷地内に生い茂げるガジュマルの木。
集落内のフクギ並木と石垣が美しい。
銘苅家住宅近くにあるノロ殿内(とぅんち)の大デイゴ。
樹齢300年余りといわれる巨木。
フクギは沖縄では古くから防風林として、家の周辺に多く植えられたという。
伊是名の神アサギ。
神アサギは集落の守護神が祀られている神聖な場所。
島の周遊道路。
さらに南へ。
島の南側に位置する伊是名ビーチ。
ひっそりとしている伊是名ビーチ。
シャワーやトイレも整備されている。
さらに東へ進み、島の東側の諸見(しょみ)集落へ。
尚円王御庭公園内に立つ尚円王像。
諸見の神アサギ。
みほそ所。
尚円王生誕の地で、島の聖地となっている。
島を一周し、民宿へ帰着。
宿泊先は仲田集落内にあるなか川館。
なか川の館内。
魚を中心とした夕食。
沖縄本島と伊江島、伊是名島めぐりの旅3日目が終了。