健康天国ばんざ~い! なしよ!
納豆が今、売り切れているらしい!
某『○○大辞典』という番組で、2週間納豆を食べたらイソフラボン効果で痩せた!という事を取り上げた事が原因らしい。このような健康番組は、あきれて物も言えんので一切見ないようにはしています。有益な情報も一部あると思いますが、煽るようなつくりになっているのでぜいぜいネットでチェックをすることぐらいだろうか?
一般の食品や健康食品には、薬のような効果の表示、誤解を与える表示などについては『薬事法』という法律で規制されていますが、テレビなどはまったくおかまいなしで、消費者は入れ食い状態です。なぜもこう、浮かれる人がいるのかわかりませんが『痩せる』という言葉は人間にとって魔物の言葉であるということです。
テレビの健康番組によって健康食品の業界も大きく変わりました。なぜならTVの話題主導で売れ筋食品が変わるからです。一度に在庫がなくなるなどして、製造が間に合わなくなるものもあれば、補充した途端に、次のブームに向かってしまって過剰在庫とか、様々な弊害を呼んでいます。商品の製造ロッドにも影響が出てくる為に製造コストも上がることにもつながります。まあ、業者は業者で褒められたもんではないのですが、舵取りが難しいのは確かです。こんな番組をまともに中国で放映したら、世界の食料は一瞬のうちになくなってしまうのではないだろうかと、中国の最近の成長を見ていると思ったりします。
しかし、昨年2月にはこんなニュースも出ていたはずです!健康注意報:「大豆イソフラボン」の過剰摂取に警鐘 これはあくまで、サプリメントの話しですが、女性ホルモンのバランスを崩したりするそうです。サプリメントの話題ですが、ニッポン人の場合、栄養にも効率を重視するので『納豆はめんどくさい→サプリメント』となるのは既に目の前。数週間後『この1粒に納豆1パック分のイソフラボンが含まれています!今なら○割引!』みたいな広告も登場するでしょう。納豆もサプリメントも否定する気はありませんが、やはり食い物は『ほどほど』が丁度いいと思っています。
話しは変わって、
私にとってダイエットはとても簡単でした。年齢的にも色々な病気などにもかかりやすい時期と思ったことからはじめたのですが。やったことも簡単でしたが、楽しんでやれました。体質なども幸いしたのかもしれませんが、実は1年~1年半で15kgほど自然に体重が減りました。特に酒をやめたとか、極端な食事制限をしたわけではありません。
単なる自慢話ですが、やった内容は、
(1)愛犬にせがまれて毎日散歩をした
(2)食事は、自分もしくは家族がつくったものを食べる
(3)食事は複数の人数で食べる
(4)一回の量は腹101%以上食べない。
の4つを心がけました。1ヵ月に○kgなどと目標を持たずに4つを実行することだけに集中しました。
私にとって、この4つにより色々なことを学びました。(中の細かい事などは割愛しますが、お知りになりたい方はお知らせ下さい。特に食材などの制限や料理法の制限はないのですよ)特に料理が好きなった事は大きな収穫でした。私なりに小さな脳ミソで一生懸命考えた末に考えた方法です。
確かにTVの健康番組はとてもわかりやすい。専門用語なども丁寧にやさしく解説してくれるので違和感なく学習ができますが、最終的に視聴者を踊らせるのであれば、食品の反面(裏の部分)という本当に私たちが知らなければならないことをもっと伝えて欲しいものです。私がこのようなTVの健康番組を見るのは『陽』の部分しか見せないからです。何事にも『陰』と『陽』がありますから私たちはその両方見て判断しなければならないのではないかと思います。
なにわのおっさん様の記事少し、恐いお話。「残留農薬問題は、外国産だけでは、ない?」 にもありましたが、どうも私たちは側面だけを見させられて踊っているようです。中国産の食材を購入しない方は多いようですが、私もその一人です。中国ではニッポン人に買ってもらう為の偽装薬という認識だと私は思っています。(つくった作物は自分たちは食べませんからね)そしてニッポンにおける加工品の表示にも疑問があります。生物(なまもの)だと原産地表示が必要になるのに例えば鶏のもも肉は○○産とありますが、唐揚になるとその表示はありません。
私たちは食べ物がないと生きていけないわけで、狩猟民族の時代から代々工夫して作物を作る、工夫して食べる、工夫してより美味しく食べる、工夫して保存する、など時間と知恵を掛けて食べ物に携わってきました。簡単になるということは、余った時間を他の時間に費やすと言うメリットもありますが、捨てていったものの方が多いと私は考えます。本来、結果は+(プラス)にならなければならないのに、ニッポン人はみんな±で-(マイナス)のような気がします。
食べると言う事は、人間が生まれてから死ぬまで切っても切れない関係ですから、知り、認めて良い食習慣、食生活を作りたいものです。