25年前の訓え(おしえ)
今年も残す事あと1週間、世間では未だ変わらずヘノ字に口を曲げたる出来事ばかりだが、
ヘノ字は他の人に任せて、来年の為に改めて考えて起きたいこと1週間つづりたいな、と思う。
昨日、14年ぶりに高校時代の剣道の先生から手紙が来た。ご無沙汰して申し訳ないと、
思っているが封筒の中身は察しが付く。体育会系を続けていると、OBの寄付金というもの
がある。体育会系に限らずだが、中学、高校、大学と続くと結構な額になる。
その話しは、さておいて。
私が高校に進学したときは、初めて勉学より運動を優先せねばならない立場となり、私は、
中学を卒業する前から、進学予定の高校へ練習に行っていた。そこそこの実績を掲げ、
練習には望んだものの、高校生の実力は壁どころではなく、歯も立たなかったことを
思い出した。練習ははっきりいって死ぬほどきつかった。人間を辞めたい位にきつかった。
部活を引退するまで結局学校を休む日はなかった。風邪で朝から授業には休んでも、
夕方には稽古に行く始末だ。ヘコむ毎日が続く・・・。
入学式と同時に、部活の監督が私たち新入生に言った言葉があり、これはほぼ毎日、練習前に
言われていた言葉だ。
「素直に、謙虚に、正しく、学ぶ」
「絶対に勝つとは、言えないが、必ず強くなる」
昨日、封筒を見た途端にずっと思い出そうとしていた言葉だったが、ようやく思い出した。
忘れていたということは、やっていなかったということだ。
横着していた今年。来年への課題である。