幸せを手放さないで! | 踊るアホぅで喜怒哀楽・2

幸せを手放さないで!

「自分も死のうと…」通報の母親、2児殺害容疑で逮捕


 遠軽(えんがる)町の町営住宅で10日、男児2人が首を絞められ死亡した事件で、道警遠軽署は11日、通報してきた2児の母親でパート店員の袴田葉子容疑者(49)を殺人の疑いで逮捕した。調べに対し、袴田容疑者は「自分が神経症を患い、家に引きこもり、長男のぜんそくもあったので、子供を殺して自分も死のうと思った」と供述しているという。同署は無理心中を図ったとみて、さらに詳しい動機を調べている。




・・・私は子供がいない身であるので、実際の親の喜びや苦しみを知らない。


今、私に子供が出来れば容疑者がこの子たちを産んだ年齢に近い年齢になるだろう。彼女は子供が産めるギリギリの年齢であり、女性が母となりうる終わりの時期である。幸せになりたいからこの年齢で子供を二人ももうけたのではないかと思う。何もいらなくて子供さえいれば、自分は何でもできるのではないだろうかと思ってしまう。子供が実際にいないから言えるのだというエゴになるかもしれないが、正直自分や嫁の顔に似た小さな宝が欲しかった事は事実だ。このニュースにはいつも賑やかな嫁も沈黙である。もう一人の親(夫)が一緒であればもっとこの子供たちも違っていただろうに。




 守るものがあれば親は生きていけるのではないかと思っている、これは私の親から得た勝手な教訓だ。幸せはいつも身近なところにあるものだ。