初めまして、kentotaroの長男です。
ブログを読んでくださっている皆様にご報告させていただきます。
 
父は2023年11月27日の深夜、自宅のベッドにて、家族に看取られながら永眠いたしました。
経過について、簡単ではありますが説明いたします。
 
父は最後に更新したブログ「2023年10月1日 退院中(CAR-T始まりました)」の後、10月2日から11月6日までいつもお世話になっていた病院の血液内科に入院し、CAR-T細胞の輸注に先立つブリッジング治療を受けました。
6日の午後に一時帰宅し、念願のハーゲンダッツを食べるなどして一晩自宅でゆっくり過ごした後、7日から今度は大学付属病院に入院してCAR-T療法に臨みました。
リンパ球除去の後、13日午後にCAR-T細胞の輸注を行いましたが、経過は芳しくなく24日に元の病院へ救急車で転院しました。
そして27日に退院し、介助タクシーを利用して自宅へ戻り、その日の深夜に永眠いたしました。
 
医療関係者の皆様には、心より感謝しております。最大限の手を施してくださり、ありがとうございました。
 
退院前日は家族と面会して談笑することもできる状態で、シフォンケーキとコーヒーを楽しみました。
また、退院後に食べるものについて家族と話し合うなど、今後のことについても考えていたようです。
27日の退院は看取りのためであり、病院にとどまってケアを受けるのではなく自宅に戻るというのも、父の希望でした。
そのため、最期を自宅のベッドで迎えられたことは、父にとって幸いだったと思っております。
 
ブログの記事を見てわかるように、父は自らの病状について客観的にとらえており、最期の1~2か月はどこか達観した様を見せていました。
ここで病状について記録し、ご報告することも、本人の心の支えのひとつになっていたのだと思います。
今まで温かく見守ってくださった読者の皆様には、重ね重ね感謝いたします。
 
ありがとうございました。