『薬を出さない小児科医』
として有名な真弓定夫先生の講演を聞きにいった時のことです。
真弓先生は現在86歳で、1974年に吉祥寺に真弓小児科医院を開業されてからずっと自然流の子育てを提唱されているお医者さんです(今はこの病院は閉院されているようです)
その講演では今の日本の様々な問題点や日本人が思い出さなければならない大切な事を話してくださいました。
食の事
牛乳の事
第二次世界大戦敗戦で日本の教育がガラッと変わった事
母子手帳の事
日本人の本来の身体の事
本当に様々な内容でした。
その講演の中で僕が1番響いた言葉があります。
それは
『昔は健康的な人の事をあの人は健康だねぇとは言わなかったのよ。あの人は達者だねぇって言ってたのよ。』
この『達者』という言葉が、僕の心にガツンと響きました。
というよりも、その『達者』という言葉を聞いた時、ポジティブなイメージしか湧きませんでした。
歳をとっても身体がシャキシャキしている
大病をしない
よく食べる
よく笑う
よく寝る
僕は『達者』という言葉からこのようなイメージが湧いてきます。
そして『達者』に生きている人は、『感謝』を忘れていません。
何にしても『ありがたい』という心を持っています。
そう、『達者』な人は『感謝』の心を持っているのです。
そしてこの真弓先生の『達者』に僕は影響を受けています。
僕が伝えている『健康』の新しい概念として提唱している
『この世界で生かされていることに感謝し、今を精一杯生きること』
は真弓先生の『達者』からインスピレーションを頂いてます。
現代の人が忘れている『達者』
これからを『達者』に生きていきたいですね。