記念日のお祝いに、おいしいディナーを求めて六本木へ! 六本木 風 髙木 | 温泉ソムリエ けんとのグルメ&旅行のクチコミ日記★

 

大切な記念日を祝うため、いつもより少しお洒落をして六本木へ足を運びました。

 

香りや温度、そして“風”を感じるような繊細な余韻まで大切にした至高の美味を堪能してきました。

 

 

 

全国の旬の食材と職人技で、四季の移ろいを描く和食割烹

 

六本木 風 髙木

 

東京都港区六本木4-5-9 トリニティビルⅡ 1F

 

六本木駅徒歩3~5分
日比谷線6番出口
大江戸線7番出口

六本木駅から158m

 

火・水・木・金
17:30 - 23:00
L.O. 料理21:00 ドリンク22:00

土・日・祝日
12:00 - 15:00
L.O. 料理14:00 ドリンク14:30
17:30 - 23:00
L.O. 料理21:00 ドリンク21:30

月 定休日

 

 

 

 

風 おまかせコース

 

【風の序】フォアグラ
【風の始まり】いくら 毛蟹
【最初の風】新秋刀魚 ブータン松茸
【風の通り道】障泥烏賊 富山湾鰤 車海老
【風の香り】髙木キャビア
【記憶の風】鮑 無花果
【風の便り】玉蜀黍 生雲丹
【余韻の風】松坂牛 近江牛(どちらかお選びください)
【風の結び】南魚沼雪椿 ブータン松茸 唐墨
【風静か】桃、胡麻

 

 

 

 

卵の殻のような淡いブルーが美しい器で出てきた「フォアグラぷりん」が、めちゃくちゃ濃厚で最高でした。

スプーンの細部までこだわりが詰まっていて圧倒されます。

 

仕事の忙しさを忘れるくらい、贅沢で良いリフレッシュに!

 

 

 

 

いくらのお椀と、丁寧にほぐされた毛蟹。 

 

いくらのプチプチとした小気味よい歯ごたえのあと、毛蟹の柔らかな繊維がハラリと解ける。
いくらの旨味と、しっとり甘い蟹の身のバランスが絶妙で、大変上品に仕上がっていました。





蓋を開けた瞬間に立ち上る、ブータン松茸の圧倒的な香りにまず心を掴まれる。 

澄み渡ったお出汁の中に佇むのは、贅沢に仕立てられた新秋刀魚の真薯。

お出汁を一口含むと、松茸の香りと、新秋刀魚の持つ特有の深い旨味がじんわりと身体に染み渡っていく。

食材それぞれの個性を引き立てながら、一つの「秋の景色」として完璧にまとめ上げられた、非常に緻密で完成度の高い一皿だと思った。 






続いての一皿は、お造りの「風の通り道」


月の満ち欠けを思わせるような銀の変形皿と、涼しげな染付の小皿が組み合わされた、立体的なレイアウトがとにかく格好いい。
障泥烏賊は、包丁が細かく入れられていることで口の中でハラリと解け、上品な甘みが一気に広がる。富山湾の鰤は、噛んだ瞬間に上質な脂がじわりと溶け出し、旨味のパンチ力が凄まじい。

そして車海老は、噛むほどに甘みが引き立つ。
視覚的な美しさから始まって、素材ごとに異なる食感と香りの余韻に浸る。次はどれをどう食べようかと、終始ワクワクさせられる贅沢な演出だった。






 

オリジナルの「髙木キャビア」を一瓶贅沢に使い、自分でお粥にのせていただくスタイル。
温かいお粥に、大粒でプチプチとしたキャビアの食感と、濃厚なコクがベストマッチ!

キャビアの塩味が絶妙な調味料の役割を果たし、お粥の旨味を何倍にも膨らませていく。
自分でスプーンですくってのせるライブ感も含めて、一瞬で贅沢な気分に浸れる。

ビジュアル、演出、そして味のすべてにおいて満足度が非常に高い一皿だった。







 

続いて運ばれてきたのは「記憶の風」
絶妙な火入れで驚くほど柔らかく仕上げられた鮑(アワビ)に、みずみずしい無花果、そして香ばしくソテーされた茸が添えられた一皿。
手前には2種類のソース。

濃厚でコク深い鮑の肝ソースと、トマトやきゅうりが細かく刻まれたフレッシュな野菜ソース。

1つの食材を全く異なる2つのソースで味変しながら楽しめる、とても満足度の高い逸品でした。





鮮やかな黄色とオレンジが映える、見た目からして食欲をそそる一品「風の便り」

 

驚いたのは、ベースとなっている玉蜀黍の圧倒的な糖度の高さ。

素材本来の力強い甘みに、ジュレの出汁、そして贅沢に添えられた生雲丹のまろやかなコクが完璧に重なり合います。 

食べた瞬間、口の中に広がるおいしさが、たまりません!

 





メインの肉料理「余韻の風」 松阪牛サーロインのつゆしゃぶ!

 

口に入れた瞬間に上質な脂がふわりととろけ、お肉の甘みと旨味が出汁と一体になる瞬間はまさに至福。

贅沢極まりないメインディッシュとなりました。






カウンターの向こうから、大将が「炊き上がりました!」と満面の笑みで贅沢な土鍋ご飯を見せてくれる、このライブ感がたまりません。 

 

最高峰のブランド米「南魚沼産雪椿」をブータン松茸とともに炊き上げた土鍋からは、蓋を開けた瞬間に秋の香気が一気に立ち上ります。

 

 

 

 

お茶碗に盛られたご飯は、お米の一粒一粒が美しく立っていてツヤツヤ。

まずはそのまま一口いただくと、お米そのものの濃い甘みと松茸の香りが口いっぱいに広がります。 

そしてここからがさらに贅沢!

お膳の中央に添えられた、鮮やかな黄金色の唐墨を自分でご飯に乗せながら味を完成させていきます。

唐墨のじんわりとした絶妙な塩気が、お米の甘みをさらに何倍にも引き立てて、スプーンを持つ手が止まらなくなる旨さ。
 

 





雪結晶のような美しい敷板の上に並ぶのは、趣のまったく異なる2つのデザート。 

内側がゴールドに輝く流線型のモダンな高杯に盛られた「桃のデザート」

桃のフレッシュでみずみずしいピンク色と、キラキラと輝くジュレの透明感が本当に美しいです。 

右側は、きな粉がふわりとまぶされた濃厚な「胡麻のスイーツ」

中央の小さな器に入った黒蜜を自分でとろりとかけて仕上げるスタイルで、ここにも自分で味を完成させるライブ感があります。

 

 

 

 

 

桃のすっきりとした爽やかな甘みと、胡麻の香ばしくクリーミーなコク。

この対照的な2つが、驚くほど品よく調和していました。

 

 

 

 

デザートを楽しんでいると、目の前でお着物姿の女性が丁寧にお茶を点ててくださる、心憎い演出が始まります。

味わい深い器に美しく点てられたお抹茶。 

デザートの余韻を、お抹茶の心地よい苦味がすっきりと引き締めてくれます。

 

 



 

伝統的な日本料理の枠に捉われない、大将の圧倒的なクリエイティビティと職人魂に終始圧倒された夜でした。 

緻密に計算された「映えるビジュアル」に驚かされ、口に運べば素材そのもののポテンシャルがストレートに伝わってくる。

派手なトリッキーさに頼るのではなく、最高の食材にほんの少しの丁寧な仕事を加えることで、旨味を何倍にも増幅させる引き算の美学がそこにありました。 

味、演出、空間、そしてホスピタリティ。

そのすべてが一線級で、大人の隠れ家として通いたくなる魅力に溢れています。

素晴らしい料理の数々、ごちそうさまでした。

 

 

 

風 髙木 (日本料理 / 六本木駅、六本木一丁目駅、乃木坂駅)
夜総合点★★★★☆ 4.9