今回のダイエットで初めてチャレンジしているのが『糖質制限ダイエット』などと呼ばれているケトジェニックダイエットです。

 

昨年の暮れより『高タンパク・低脂肪』の食事を意識してきました。

内容としては、高タンパク・低脂肪の鶏胸肉、卵白、ギリシャヨーグルトなどを好んで食べてます。

それに加えて、食物繊維の多い炭水化物。玄米やサツマイモ、オートミールなどを積極的にとりながらクリーンバルクで筋肉をつけることを意識してきました。

 

 

夏のコンテストに向けて身体を絞る為には、1日の総摂取カロリーを減らして有酸素運動を増やすやり方が一般的ですが、今回は実験的な意味も含めて「糖質制限」で調整しています。

 

今から20年以上前に伝説のボディビルダー:マッスル北村こと故・北村克己氏が、当時『高脂肪ダイエット』なるモノをやっていたことを思い出しました。インテリである彼の「炭水化物を絶ち脂肪をエネルギーに変える体質を作り体脂肪を燃焼させる」という理論がボクには良くわかりませんでしたが、今、考えるとケトジェニックダイエットの事だったのだと思い当たりました。「自分の限界を超えてみたい」という彼は本当に限界を超えてあの世に旅立ってしまいましたが、この20年間で様々な研究や実証例が確立された食事制限方法になっているので、自分も試して体得したいと思った次第です。

 

今まで毎食摂取してきた炭水化物を限りなく0%にカットして、総摂取カロリーの60%を脂質から摂るという大胆な方法です。

炭水化物が不足することで体内の脂肪が分解され、炭水化物の代替エネルギー源としてケトン体が生成されます。

食事内容が大幅に変わり、朝からステーキやチーズオムレツなどをとり、根菜類より葉物野菜、アボカドやナッツ。

直接エネルギーとして使われやすい中鎖脂肪酸であるMCTオイル(ココナッツオイル)と牧草を食べさせて育てた牛から摂れる良質なグラスフェットバターをエスプレッソコーヒーに入れて糖質とカロリーを抑えた豆乳でカフェ・ラテにして飲む『最強のバターコーヒー』がお気に入りです。

 

4月中旬からスタートして約1ヶ月。79kgから76.5kgへ 約2.5kg体重が落ちました。

筋肉細胞や肝臓に貯蔵されているグリコーゲンとそれに伴う3倍の水分が枯渇することで体重がストンと落ちる人も多いようですが、ボクの場合はそれ程でも無く、特にこの1週間は体重の変動がほとんどありません。

 

「ケトジェニックは食べるダイエット」「糖質制限はカロリー制限ではない」ということでカロリーを気にせず、MCTオイルをはじめ料理にもオリーブオイルを多く使ったり、チーズなナッツを好きなだけ食べていたので、少しカロリーがオーバーしているようです。

 食事で摂っているいる脂質の量が多くて、体脂肪を燃やす必要がない状態なのかもしれない。

 まだまだお腹や背中やお尻には削りたい脂肪がのっているので、これではダイエットになってないかも!?

 

 ケトン体回路へのスイッチングは出来ているようなので、これからの数週間は脂質の量を少し減らしてカロリーを落としてみようと思います。

 

 人体は小さな宇宙に例えられますが、まだまだ最新科学でも解明されていないことばかりの深淵な世界。学習と共に体験を通じて感性を磨いていきたいと思います。

 

 Stay Hungry !の精神で頑張ります(^-^)v