麗夏大泣き! | babyを亡くしたママのブログ

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09年8月3日息子は天使になりました。

病名は・・先天性心疾患『総肺静脈環流異常症』2ヶ月と17日一緒に生きた幸せを大切にして前を向いて明るく笑顔で生きていきます。1人でも多くの方に勇気&元気をプレゼント出来るようにブログをスタート♪

注射直前まで爆睡していた麗夏。
名前を呼ばれるとパッと起きた。
あれよあれよという間にチクッ!
『う…ぎゃぁ~!』麗夏の泣き声は小児科に響き渡っていた。
私は必死に誉めて麗夏の気持ちが落ち着くように歌う。
『いやぁ~お母さんが明るいから麗夏ちゃんも明るいっ!電球で言うとお母さんの明るさ4000ワットレベルですよ!』
まぁ…明るいとよく言われるが電球ワット数で表現されたのは初めて!
私も32歳。そろそろLEDに切り替えて落ち着いた明るさで長く持続していかねばならない。
私達母娘が待合室へ出ると待機中親子の視線が集まった。
完全に4000ワットの電球が眩しいらしい。
麗夏は大げさな私の娘らしく大げさに泣き叫ぶ。上半身のけぞっている。
口をへの字にしてポロポロ涙を流し薄目を開けて私の反応、周囲の反応を見ながら泣く。完全に女優だ。
他のママや子供達(弟や妹が予防接種を受けていて待機中の兄姉)が麗夏を慰める。
レコード大賞獲得した聖子ちゃんのようだ。
2歳の女の子が麗夏に駆け寄り無言のまま撫で撫でしてくれた。
手を握りしめてくれている。
『優しいのね~ありがとう。』私はお礼を言った。麗夏はケロッとしている。ご機嫌がなおって笑い始めた。
寅年獅子座girlの麗夏!午年獅子座の私は麗夏にかなわない。
強い!
帰りの車中ではチャイルドシートの目の前に座った賢人クマとお友達クマに話しかけ笑い続け歌っていた。
私の娘…私がタジタジになるほどの強烈キャラクターかも知れない。
運転しながらそう感じた。私が幼い頃から色んな人に言われたように…世の中を明るく照らして欲しい。