夏目雅子という女優 | babyを亡くしたママのブログ

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09年8月3日息子は天使になりました。

病名は・・先天性心疾患『総肺静脈環流異常症』2ヶ月と17日一緒に生きた幸せを大切にして前を向いて明るく笑顔で生きていきます。1人でも多くの方に勇気&元気をプレゼント出来るようにブログをスタート♪

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私にとってずっと変わらない憧れの女性…夏目雅子。彼女は大好きだった伊集院静とやっと結婚して間もなく27歳の時、白血病→肺炎を併発し亡くなる。もちろん彼女がずっと愛した男性である伊集院静も非常に好きである。クールで無口、紳士的。彼女は結婚前、結婚の第一条件として『自分よりもはるかに漢字をよく知っている人でなければダメだ』と言っていた。
作家でもある彼は非常に難しい漢字をスラスラと書き夏目雅子に教えたそうだ。
伊集院静が年上だった為、若い彼女に食事の作法や礼儀など色々と教えたようだ。
私は彼女の事を記してある本は殆ど購入して何度も読んだ。
彼女の事を語り始めると止まらない。
人間として女性としてとても魅力的だ。
その彼女の原点は母にあるのだと思う。そのお母様も最近亡くなった。
賢人を亡くして改めてお母様の気持ちがどんなものだったか…少しだけ理解出来た。
女優だからと言って甘やかさない。
きちんと家事をさせる。結婚するまで同居。家に入ったら本名の『小達雅子』になって戻る事を条件とした。どんなに遅く帰ってきてもお茶碗洗いが待っている。
その教育が彼女の人間性を素晴らしいものに成長させたのだと思う。
夏目雅子は挨拶を必ず欠かさずスタッフ全員の名前を覚える。
ちゃんと名前で呼ぶのが礼儀だというスタンス。スタッフからの信頼も厚かったという。
みんなに可愛がられて愛される正統派美人、古風なほどの気配り、天性の明るさ、焼きもち妬き、負けず嫌いで甘えん坊。茶目っ気たっぷり。現場はいつも笑いが絶えなかったようだ。
桃井かおりとの三角関係の末、伊集院静は夏目雅子を選んだ。
夏目雅子は女優という仕事への熱意も激しく、同時に恋愛も激しかったようだ。
彼女が亡くなって25年が過ぎた今年、多くを語る事の無かった伊集院静が妻である夏目雅子について週間現代に彼女への思いを綴っているそうだ。現在は篠ひろこと再々婚している。
先々週号なので週間現代に問い合わせして取り寄せたいと思っている。『愚かな女』を途中降板し、最期まで自身の病名を知らず逝った彼女。
結婚したばかりの娘であり妻の死を家族はどんな思いで向き合ったのか…。25年経った今でも悲しみは癒える事が無いと思う。52歳になった彼女がどんな女性だったのか…どんな女優だったのか想像するのだと思う。やはり彼女を語り出すと止まらない。